合格実績(2024年)

合格実績(2024年)

(以下:敬称略)

2024年度合格実績(在籍者18人中)

大    学 学部 学科 氏   名 出身高校
京都大学 工学部 物理工学科 生嶋 航 東大寺
京都大学 経済学部 松嶋 萌々子 堀川
愛媛大学 医学部 医学科 山田 華蓮 堀川
愛媛大学 医学部 医学科 岡本 朗穂 北野
北海道大学 工学部 環境社会工学科 N・S 洛星
東北大学 工学部 材料科学総合学科 奥村 然 東山
大阪公立大学 理学部 数学科 表 紡久 桃山
京都工芸繊維大学 機械工学課程 前田 圭蔵 花園
名古屋工業大学 創造工学
教育課程
材料・エネルギー 湯川耕太郎 高槻

合格者の声

京都大学 工学部 物理工学科 生嶋航 東大寺学園高校

僕は、稲荷塾なしでは京大合格は達成できなかったと強く感じています。高2の9月の文化祭を機に塾に入ろうと決め、駿台に通おうか迷っていたのですが「数学が合否を決める」というのを聞き、稲荷塾に入ることを決めました。
高2で数3を終わらして、春休みで演習1を高速で習得した後(笑)、高3では演習2と演習3を受講しました。よく数学は才能ゲーなんて言われますがこれは全くの嘘です。数学とは数多の解法パターンを脳に落とし込み、駆使していく暗記ゲーです。稲荷の参考書にはそれらのこと全てが書いてあるのでそれを完璧にすればどこの大学でも太刀打ちできます!!(理3は例外です笑)
僕は高校3年生までハンドボール部に所属しており強豪校だったので練習が遅くまでありオフも少なく、帰宅後とても勉強できるような状態ではなかったため実質受験勉強を始めたのは引退してからでした。初めは数学の成績が伸び悩み、果たして現役で合格できるのだろうかと不安でいっぱいの受験勉強生活でしたが、秋頃からぐんぐんと数学力が上がっていき演習のクラスでも正答を出すことができるのが多くなっていきました。(先生は、最後まで字が汚いと言っていましたが笑)成績が伸び悩んで苦しい時、果たしてこの勉強法でいいだろうか、などと考えることはあるかもしれませんがそこを踏ん張って根気よく勉強していけば必ず数学力は上がっていきます。
京都大学には冠模試というのが夏秋にそれぞれ1回ずつありそこでの成績が本番に直結します。先生にも言われていた通り、ここで好成績を取れれば自信がつき、さらにブーストがかかるのでこの冠模試に向けて勉強を進めていました。夏の模試では、理科の履修過程が終わっていない関係で理科の出題範囲が化学では有機化学が範囲外になったり、物理では原子分野が範囲から外れるなど本番の模試とは少し違う形式なのですが、他はほとんど本番レベルの問題で自身の実力を測ることができる有能模試です。僕はその夏の河合のオープンで冊子掲載(成績優秀者は掲載)することができ自信がつきました。また、苦手科目がはっきりと分かり、それに対して時間を割くことができました。秋の冠模試ではどちらでもA判定を取ることができ、さらなる自信につながった一方、冊子掲載までには至らず、理科のアドバンテージのある浪人生に軍配が上がるのを見て少し焦りも感じました。
1年間勉強をしていて重要だと感じたことは、マインドコントロールです。やはり、ずっと勉強をするのは勉強嫌いな自分からしたら、お世辞にも楽しいとはいえなかったです。もう嫌だな…やめたいな…と思ったことは何度もありました。なので、自分は自習室に行く前にモスバーガーに寄ってチーズバーガーセットを食べることを些細な楽しみにしていました。モスバーガーが駅前にあってよかったです(笑)。僕は稲荷の自習室で勉強をしていたのですが稲荷の自習室は、毎日興心さんとチューターの先生がいるので、分からないところがあればいつでも聞くことができ、理科を教えてくれるチューターの先生もいるのですごく使いやすかったです。
今こうして晴れて春から京大生になれたのは、稲荷塾のおかげです。チューターの皆さん、稲荷塾の先生たち、今まで本当にありがとうございました!

京都大学 経済学部 松嶋萌々子 堀川高校

私は小学5年生から稲荷塾に通い始めました。稲荷塾では学校の授業に関係なくどんどん学び進められて、楽しくて、数学がもっと好きになりました。
中学生になって高校数学を学び始めました。その頃の私には、とても難しかったけれど、時間がたくさんあったので、一つ一つしっかり理解して、基礎を固めることが出来ました。周りに自分より年上の人が多いことも私のモチベーションを上げました。高校受験のために、中学3年の後半は稲荷塾をお休みさせて頂き、高校1年生になって、演習1の授業を受け始めました。大学受験を少し意識し、授業の予習と復習を頑張りました。この頃に受験数学の基礎を固めたことは、そのあと本格的に受験勉強を始めるのに大いに役立ったと思います。また、高校数学を先取りしていた分、あまり得意でなかった英語や理科に時間を割くことが出来ました。高校3年で本格的に受験勉強を始めました。経済学部理系入試では、国数英の3科目で受験するため、とても大事な2次の数学で点をとるために演習1と演習2のテキストとプリントをひたすら復習しました。私は標準的な問題は解けても、京大の難易度の高い入試問題をなかなか解き切ることが出来なくて、入試直前期まで伸び悩みました。ですが、稲荷塾に問題一つ一つから学ぶことは非常に多く、言語化して、吸収しようと努めました。この成果が出たのか、2月の頭に河合塾で受けた京大のプレテストでは数学で満点をとることが出来ました。
入試当日、数学の手応えはあまりなく、いくつかミスもあったのですが、稲荷塾の問題で学んだことを生かせているという感覚があり、終始冷静でいられました。倍率が約5倍で、共通テストのリサーチがE判定だったこともあり、全然自信がなかったのですが、合格出来て本当に良かったです。私が京大を目指すことが出来たのも、京大に合格出来たのも、本当に稲荷塾のおかげです。最後まで、支えて下さり、応援してくださった皆さんありがとうございました。

愛媛大学 医学部 医学科 山田華蓮 堀川高校

 稲荷塾に入塾したのは受験生になってからだったので一通り学校で習った後でしたが、何となくの理解で飛ばしていたところや、教科書には載っているけれど学校ではあまり触れられなかったところがたくさんあることに気づかされ、稲荷塾で触れる問題はどれも痛いところを突かれているような感覚でした。正直すべてを吸収できたわけではありませんが、理解が深まった部分は多かったと思います。数学はもちろんですが、理科に関しても夏休み明けから一人模試に取り組むようにと指導いただき、秋から受験に向けて理科の勉強として何をすればいいかわからないという状況になることなく進められました。ただ問題を解くだけでなく、実際の入試のように時間を測り、過去問を解くということに秋から取り組んでいてよかったと思います。
この一人模試は、夏休みが明けてからは毎週末に必ずしました。総合大の医学部を受けたいと思っていたので、時間や問題数の似ている大学をいくつか見つけてきて取り組みました。過去問は重要問題集を解くのと違って制限時間がある上に、問題文が長い場合が多く時間内に解ききることがなかなかできませんでした。化学は特に、暗記を後回しにしていたことも相まって思うような点数は取れませんでした。共通テスト対策を本格的に始めてから、ますます後回しにしていた暗記分野に苦しめられる日々が始まりました。ですが、ここで暗記分野と向き合い制限時間内に解ききる訓練も否応なしにできたことは共通テスト後の受験校過去問演習が本格的に始まってからも生きたと思います。私の受験校の問題は、熟考するというよりテンポよく解くことを求められる問題だったので、まずは時間内にすべての問題に手を付けることを目標に数をこなしてなれることにこだわりました。解いてからの復習はまずは教科書に戻って確認する作業を大切にしました。

愛媛大学 医学部 医学科 岡本朗穂 北野高校

私が稲荷塾に入ったのは高2の秋頃でした。それまで部活ばかりしていたので成績はひどく、学校では底辺でした。自分のペースで勉強できる塾を探し、知り合いに教えてもらい入塾しました。最初、私にとっては稲荷先生が基礎的な問題と言う問題がとても難しく理解するにもとても時間がかかりました。この時は正直最後まで理解できてない問題も多々ありました。何とかついていきながら最終京大に突っ込みましたが、結果は100点差で思いっきり落ちました。
浪人することになった時、稲荷先生が塾に来て基礎をやろうと言ってくれたので、そのまま週1のペースで通い続けました。ここで基礎を徹底的に叩き込み、より本質的な理解をするようにプリントの復習(ポイント講義を併用しながら)に重点を置き勉強しました。今頃かよと思われるかもしれませんが、私が合格できたのはこれのおかげです。夏あたりからどんどん結果に結び付き始め、夏の京大オープンでは数学9割、農学部の学科2位で冊子にも載りました。他の模試でも偏差値20くらい現役より上がっていました。ここで成績があがったこともあり、憧れていた医学部に進路を変えました。しかしこのまま合格まで一直線と思いきや、まさかの共通テストで転んでしまい、志望校を2次逆転型の愛媛大学に変更しました。(それでもリサーチはD)直前期には、カーメリアに英作の添削をしてもらいました。倍率は10倍を超えていましたが、無事逆転し合格を掴みました。浪人生のくせに攻めたとよく言われますが、受けれたのは数学が圧倒的に安定していたからで、稲荷塾なしで合格はできませんでした。本当に約2年間ありがとうございました!

東北大学 工学部 材料科学総合学科 奥村然 東山高校

私が入塾したのは高2の初めくらいからで、当時の模試の成績は学内で60位ほどで難関大合格にはほど遠い学力でした。そこから受験を意識し始め演習1のクラスから入塾したものの、授業プリントには全く知らないことが多々あり、内容を飲み込むことに苦労し、問題演習もほとんど解けなくて悔しかったことを覚えています。しかし、それらの問題は良問が多く、解答を見て納得した後、それを再現することでとても力がつきました。高3から演習2に入ってからも演習1の問題を解き直して、各分野の確認にも使っていました。また、公式の証明が大切だと教わったので、「最短でマスターする数学」で勉強していました。すると、高2の冬に飛躍的に数学の成績が伸びました。模試での成績も学内10番台に上がりました。また、高3になる前に数学が伸びたので、それ以降は理科に時間を割けたことも良かったと思います。高3の夏休み中に理科の重要問題集を2周することが必要とのアドバイスを稲荷先生から受けたので、夏休みは理科を重点的に勉強し、なんとか2周することができました。
 そして、11月初旬に東北大学AOⅡ期入試に臨みました。東北大学のAOⅡ期は筆記試験の配点が全体の半分以上を占めていて、特に目立った活動実績がなく、一般入試の受験を考えていた私には適した入試だと思いました。筆記試験では、数学が9割ほど得点でき、理科も非常に難化した中で比較的取れたので、これらが合格につながったと考えています。合格の報告を稲荷先生にすると、とても喜んでくれて、頑張って良かったと思えました。
 私が合格できたのは稲荷塾で数学の力を養い、受験の戦略的な指導を受けられたことが大きな要因だと考えています。改めて稲荷塾に行って良かったと思いました。稲荷塾の先生方、本当にありがとうございました。