合格実績(2015年)

合格実績(2015年)

(以下:敬称略)

2015年度合格実績(国公立受験者16人中)

大    学 学部 学科 氏   名 出身高校
大阪大学 林 亮佑
大阪大学 増見 吏咲 洛南
大阪大学   近藤 敦子 附属天王寺
大阪大学 経済   小田 隆浩 桜塚
神戸大学 発達科学 人間環境 丸山 香海 洛北
神戸大学 生命機能科学 西原 萌笑 立命館
京都府立医科大学 青木 直子 帝塚山
京都府立医科大学 川西 凛太郎 洛星
岡山大学 数学 藤村 知弘 東山
京都工芸繊維大学 工芸科 情報工学 松永 大輝 膳所
浜松医科大学 白井 晴菜 堀川
大阪市立大学   佐藤 璃奈 堀川

合格者の声

大阪大学 医学部 医学科 林 亮佑 灘

 僕は中学2年の時に稲荷塾に入りました。小学校のときは算数が得意で楽しんでやれていたのが、数学になり作業にしか感じられなくなっていた頃でした。

 しかし稲荷塾に入り、基礎となる考え方や定理を教えてもらいながらも、様々な解き方に触れて行く中で徐々にまた数学に楽しさを見いだすようになりました。こういう解き方もあるのではと毎回のように発言しても先生は御自身も楽しんでいるように接して下さりとても楽しい時間でした。加えて僕は先輩方に混ざって授業を受けていたのでついていかねばといういい刺激も受けていました。そして高2までで大方の問題に対応できる状態になることができました。

 高3になってからは先生と一対一で演習を重ねていたのですが、先生は毎回一題挑戦問題を出して下さり、幾何の難題や後輩の質問した数学オリンピックの問題などバラエティーに富んだ問題に当たりました。勝率は五分くらいでしたがどんな問題でも解けるという自信がつきました。また、解答を書く上で論理構造をしっかり組めるようにもなりました。結局夏休み明けとあまりに遅く始めた物化のため、数学をするのは稲荷塾でのみという状態でも数学を維持できる程、中身の濃い時間でした。

 最後になりますが5年間とても楽しんで数学に向き合えました。ありがとうございました!

大阪大学 医学部 医学科 増見 吏咲 洛南

 稲荷塾に入ったのは高3でした。家で自分で良問を選んで数学の演習をするのは難しいと思い入塾しました。私の場合答えは出ても答案の書き方が雑く、よく減点されていたので、稲荷先生の丁寧な添削はためになりました。

 小学校の頃から医者になりたいと思っていたのですが真剣に勉強し出したのは高2の冬です。高1は学校のテスト勉強しかしておらず、高2になってやっと気が向いた時だけ学校以外の勉強もするようになりました。ただ英単語だけは長期休みにまとめて覚えるようにしていました。高2の冬からは自分で大まかな計画を立てて勉強するようになりました。個人的には高2の冬休みに理科を頑張ったので高3になってからかなり楽でした。現役生は理科で最後苦しむと思うので余裕があれば早めに取り組んだ方がいいと思います。

 またどの科目も自分が間違った問題は印をつけ何度も繰り返し解くようにしていました。そうすることで自分の弱点克服を効率よくできると思います。また、沢山印がついている問題をセンター後にとき直しました。センター後って何をしたらいいかわからない人も多いと思いますが、まずは志望校の過去問を時間をはかってとく練習と、自分の苦手分野の最終チェックを優先するべきだと思います。高3になると一つ一つ出会う問題を大事にしながら勉強してください。あとは受験当日までには苦手分野、科目をなしにするということを常に念頭において勉強してください。そうすれば必ず三月にはいい結果が待っていると思います。

 最後になりましたが、稲荷塾には短い間でしたが大変お世話になりました。稲荷塾のみなさんは稲荷先生についていけば間違いないので数学が嫌いになりそうになっても根気よく頑張ってください。

大阪大学 歯学部 近藤 敦子 附属天王寺

 正確な時期は覚えていませんが、私は中2頃に稲荷塾に入りました。そして、中3になった頃に一時的に稲荷塾をやめて、中3の途中でまた復帰しました。一度やめた理由は、当時全く勉強してこなかった英語をするようになり、他の課題などもあって、塾の予習復習が出来ない日が続いたからだった気がします。

 私は真面目にコツコツと勉強が出来るタイプではなく、成績も決して良くはありませんでした。そのため、普通なら一年で終えて次に進むはずの演習1の授業を、翌年ももう一度受講したり、大阪大学を理系受験するなら食らいついて行くべきだった演習2の授業に、ついて行けなくなり、途中でやめてしまったりもしました。

 また、授業だけでなく、稲荷塾に通う生徒はレベルがとても高くて、学年関係なく年下の子とも一緒に授業を受けていたので、正直心が折れそうになった時も多々ありました。しかし今思えば、それも良い刺激になっていたと思います。

 稲荷塾ではテキストや授業の進め方が洗練されていて、尚且つ先生がおもしろかったので、内容は難しくても楽しかったです。結局、数学は他の予備校などには通わず、また演習のために他の問題集を解くこともなく、この塾の授業とテキストだけで乗り切りました。そして、絶対落ちると言われていた(自分でもそう思っていた)大阪大学に何とか現役合格することが出来たので、本当に感謝しかありません。

 長い間、ありがとうございました。

大阪大学 経済学部 小田 隆浩 桜塚

 「うちの高校から大阪大学に行くのは厳しいから、レベルを下げた方がいい。」

 これが僕が初めて進路について相談したとき、教師から言われた言葉です。たしかに僕が行っていた高校は偏差値が高くも低くもない、ごく平凡な高校で、ほどんとの生徒が私立、特に関関同立へ進学するので国公立を目指すだけでも少数派でした。しかし、高校に入ってから勉強をおろそかにすることなく励んでいたし、何より努力する前から諦めることは嫌だったので、逆に何がなんでも入ってやると強く思いました。

 現役の時は今思うとがむしゃらに、悪く言うと無計画だったと思います。今何をすべきなのか、それまで受験をはっきりと意識して勉強していなかった僕には、わかるはずもありませんでした。どんなに勉強してもどこか不安で、数学は稲荷塾のテキストだけやっていましたが、他の教科は何度も参考書や問題集を変えました。そんな状態で勉強しても身につくはずもなく、当然落ちました。しかし、一度実際にセンターや二次を受け、不合格になるという経験を経て大きく成長できたと思います。

 浪人が決まってから僕はすぐに現役のときの反省点を考え、それをふまえて今年一年の計画を立てました。それと約一年勉強する参考書や問題集もインターネットで調べ、よく吟味して決めました。そのかいあって、十二月までは現役の時とは違い心に余裕をもって勉強できました。

 でもそれ以降は本当に精神的につらい日々でした。急に、今年は最後のチャンスだから失敗できないという思いに襲われたのです。また、センターでD判定だったのも堪えました。しかし、不思議と志望校を落とそうと思わず、最後まで頑張れました。 そして結果は合格でした。
 僕は、現役で失敗してしまったことが反面教師的な教訓として、浪人の間役だったと思います。現役の失敗が結果として合格できた大きな要因と言っても過言ではないでしょう。

京都府立医科大学 医学部 医学科 青木 直子 帝塚山

 稲荷塾に入ったのは中学の1、2年だった気がします。算数から数学へのシフトがうまくいっていなかったのか、拒否反応が出そうなほど数学が嫌いでした。今は好きになったのかというと、そうではないのが申し訳ないところですが、当時の私には根拠無き確信がありました。この人に食らいついていけば、数学ができるようになる気がする、ここで逃げたら一生数学なんてできない気がする…。今から思えば、方程式にすら半泣きでひぃひぃ苦戦していた中学生が、どうしてそう直感したのか不思議なものですが、こうして現役合格できたのですから、その直感は正しかったようです。

 真剣に勉強し始めたのは、恥ずかしながら高2の時です。それまで志望校も進路も決まっていなかった私は、居眠り常習犯。稲荷塾に来ればやる気はでたものの、数学と眠気、二つの強大な敵の前ではただ机に伏すばかり。しかしこれではダメだと思い、早起きして、稲荷塾で今までやった問題を全てやり直しました。分からない問題があれば、左に問題、右に自分なりのポイントと解答を書いて、自分専用の復習ノートをつくりました。

 高3になり、初めて他の生徒さんと授業を受け、驚愕しました。この人には敵わない!と思った女の子が二つも年下だったり、頭から星が出そうになった初めてのテストで、満点をとる超人がいらっしゃったり。

 授業では、解き方の前にまずアプローチの仕方を教えてもらいます。なぜベクトルを使うのか?複素数で解こうと思うきっかけは?など、先生の思考を知ることで、問題のとっかかりが掴みやすくなります。また、大学の範囲にまで少し踏み込んで教えてもらえることもあるので、学校では習わないことも学べて楽しかったです。

 稲荷先生はハングリー精神に溢れた方です。そんな無茶言わないでください!と叫びたくなる時もありますが、それもまた楽しいです。こんな出来の悪い生徒を最後まで見てくださってありがとうございました。

京都府立医科大学 医学部 医学科 川西 凛太郎 洛星

 僕が稲荷塾に入塾したのは高1の冬でした。その頃数学は得意な方でしたが大学受験を考えるに当たりもっとしっかりやりたいと思い、稲荷塾に入ることを決めました。

 稲荷塾では学校以上に深く数学について学べましたし、問題に対してどうアプローチすべきかが徐々に分かるようになりました。また稲荷先生が授業に挟む雑談のおかげで楽しく集中して学べたのだと思います。

 高3になるころには数学に自信を付けていましたし、模試の成績も良かったので正直受かると思っていました。しかし結果は数学でこけて京大工学部に落ちてしまいました。考えが甘かったのだと反省し、浪人時代は勿論勉強も頑張りましたが特に心の持ちようについて考えていました。普段から楽な方へ逃げようとする気持ちを抑えたり、模試の成績で一喜一憂しない、本番で本来の力を出すにはどうしたらいいかなど。

 現役時代に合格することが出来ず稲荷先生には申し訳なく思っていますが僕自身としては1年使って人として成長できたのではないかと思うので浪人して良かったと思います。

 稲荷塾に入ったおかげで数学の力はぐんぐん伸びました。また浪人時代も何度か指導して頂きありがとうございました。稲荷先生に出会えて本当に良かったです。

神戸大学 農学部 生命機能科学科 西原 萌笑 立命館

 私は、高2の時から稲荷塾にお世話になりました。

 現役の時は、稲荷塾の授業のレベルの高さにただただ驚き、ついていくのに精一杯、というか、正直ついていけていませんでした。さらに私は水泳部でキャプテンもしていたので、受験勉強だけに集中するようになったのは高3の8月からでした。

 ずっと京大に行きたかった私は、ここからがんばって現役で京大合格!なんて夢見ていたけれど、現実はそう甘くはなく、やはり不合格。さらに後期の神大にも不合格で、もう1年頑張ることになりました。

 浪人の1年間は、予備校に通いながら稲荷塾にも週1で通いました。

 現役の時から数学が苦手だった私は、とにかくこの1年で基礎知識を完璧にしようと思い、テキストの問題1題1題をしっかり解ききることを心掛けました。

 稲荷塾のテストや、模試の成績は現役の時よりも良くなっていたので、確実に力は付いてきているな、という感じでした。

 そして無事センター試験も終わり、2次までの1ヶ月はとにかくたくさん問題を解きました。だから正直、受かる!という自信はありました。

 けれど、結果は再び京大不合格。自分の番号がないことが信じられなくて、ショックで、この時は本当に何も考えることができませんでした。

 それでも、2浪は嫌だし、後期試験が2日後に迫っていたので、なんとか気持ちを切り替えて、神戸大学を受けました。

 結果は合格。本当によかったです。

 京大に合格できなかった自分が本当に情けないし、悔しいし、それに受験勉強は本当に辛かったけれど、この受験勉強で私は、学力や忍耐力をつけることが出来たのはもちろん、何よりも、自分を支えてくれる人の力がどれほど大きいのかということを実感しました。

 こんな私でも、見捨てずにたくさん叱咤激励して下さった稲荷先生にはとてもとても感謝しています。
稲荷塾に来て、本当によかったです!
ありがとうございました。

岡山大学 理 数学 藤村 知弘 東山

 今回、僕が無事合格出来たのは稲荷塾の先生方の支えがあったからです。ありがとうございました。

 僕が稲荷塾に入ったのは中3になった時で、友達に誘われたことがきっかけでした。友達と一緒でしたが最初はやはり緊張しました。しかし稲荷先生はとてもフレンドリーな方だったので、その緊張もすぐにとけました。

 稲荷塾の授業は、超少人数制なので気軽に質問できます。それにめちゃくちゃ当てられるので緊張感を持って授業に挑むことができました。僕自身も何度も当てられて何度も大恥をかきました。今となってはいい思い出です。そして稲荷塾の授業は進度が早く、忘れた頃に学校の授業があったので、学校の授業を復習として利用できました。

 また塾にはクラス分け制度があり、テストの成績が悪いと下のクラスに落とされます。僕は高2の時、演習1のクラス分けテストでぼろぼろだったため、下のクラスに落とされてしまいました。一緒に入った友達は上のクラスでした。僕はそれが悔しくて、そこから真剣に勉強しました。

 稲荷塾のテキストはシンプルで問題数が少ない上に、ほとんどの範囲を網羅しているので、かなりためになります。クラスを落とされた時も、テキストをひたすらやり直しました。そして、わからない所は土曜日に質問に行きました。高3になってからも塾の予習とテキストの復習ばっかりやってました。

 最後になりますが稲荷塾に入って本当によかったと思います。全然勉強出来なかった僕が無事合格出来たのは稲荷塾のおかげです。 数学が周りと戦えるぐらいの実力がついたことで合格だけでなく、いろいろな得をしたと思います。 この経験を糧にしてこれからも精進できるよう頑張ります。ありがとうございました。

 あと、稲荷先生の参考書楽しみにしてます!