合格実績(2019年)

合格実績(2019年)

(以下:敬称略)

2019年度合格実績(在籍者20人中)

大    学 学部 学科 氏   名 出身高校
京都大学 理学部 野村 健人 洛南
京都大学 工学部 地球工学科 菅生 賢 洛星
京都大学 工学部 電気電子工学科 二神 繁暁 堀川
京都大学 薬学部 古屋 翔梧 北野
千葉大学 医学部 医学科 KI 神戸女学院
浜松医科大学 医学部 医学科 小島 万由子 洛北
大阪大学 工学部 応用自然科学科 福森 大展 洛星
大阪大学 人間科学部 後守 優希 立命館
神戸大学 理学部 化学科 AI 京都文教
神戸大学 工学部 市民工学科 髙橋 健斗 北野
神戸大学 農学部 NC 桃山
神戸大学 法学部 KT 堀川
鹿児島大学 獣医学部 奥村 樹 堀川
大阪府立大学 工学部 機械工学科 北尾 悠人 東山

合格者の声

京都大学 理学部 野村健人  洛南高校

 私は中学二年の頃に入塾し、数ⅠAの授業を受け始めました。この早い時期から高校数学の授業を受けた結果、学校よりも先の内容を習いました。そのおかげで学校の授業は復習の場となり、授業についていけなくなるなどということはありませんでした。
 数ⅠAや数ⅡB、数Ⅲの授業では、稲荷先生から的確な解法の定石を学びました。また、授業後に配られる補充プリントのおかげで自然と復習をするようになりました。この授業を通じて、数学の基礎が身についたと思います。
 演習の授業では、上記の授業で習った解法の定石を応用問題で実際にどうやって使っていくのかを教えてもらいました。この授業では、難しい問題が多く復習も大変でしたが、これのおかげで難問にもおじけづくことなく立ち向かえるようになったと思います。
 稲荷塾は小規模な塾ですが、同じ授業を受けている生徒に小学生がいるなど、とても刺激的でした。また、稲荷塾には数学だけでなく他の教科の参考書もある本棚があり、苦手な英語の勉強をするために本を借りて学ぶことができました。稲荷塾で学ぶことができて本当に良かったと思います。

京都大学 工学部 地球工学科 菅生 賢  洛星高校

 僕は高2から稲荷塾に通い始めました。しかし、その頃の僕は受験への認識が甘く、学校の行事やクラブを優先して全く勉強していませんでした。すると、全然稲荷の授業についていけなくなり、先生からも呆れられているのを感じていました。もう大学なんか入れる訳ないと親にも言われました。しかし、5月にクラブを引退して、心機一転勉強に打ち込み始めました。稲荷で配られた問題を何度も解き直し、わからないとこはとことん先生に聞きました。勉強をしていくうちに数学のおもしろさに惹き込まれていきました。「もっと数学を知りたい」そう思った僕にとって稲荷塾は絶好の場でした。それからたくさん勉強し、どんどん成績が上がりオープンや実戦ではある程度の手応えを持てるまでになりました。先生も僕の成長に気づいてくださりさらに高いレベルを求めるようになり、さらに勉強しました。そういう風にして僕の受験勉強は軌道にのりました。そしてむかえた本番では1年前までは全く京大に届かなかった僕が合格の自信を持てました。ここまでこれたのはずっと熱心に指導してくださった先生、一緒に切磋琢磨した仲間、ずっと支えてくれた親のおかげです。ありがとうございました。

後輩へのアドバイス
 正直、高2全く勉強しなかったディスアドバンテージは大きいです。でも自分を信じて、他人の2倍勉強するという心持ちで勉強すれば、追いつけない差ではありません。大切になるのは集中力。短時間でどれだけ頭に詰め込めるかです。過去を振り返らず、自分の人生においての一番の全力をぶつけてください。そうすれば必ず道は開けてきます。頑張ってください。

京都大学 工学部 電気電子工学科 二神繁暁  堀川高校

 僕は高校1年のときから稲荷塾に通っていました。高校受験を終えて割とすぐに授業が始まり、知らないことばかりの高校数学についていくので必死でした。しかし授業でやったことを復習していれば、進度の速いと言われていた高校の授業もずいぶん楽でした。
 2年になり数Ⅲの授業と並行して演習1の講座を受講しました。この時数学には少し自信を持っていましたがいざ解いてみると全然だめでした。授業中の演習の時間はほとんど鉛筆が止まっていたし、隣の人はどうしてスラスラ解けるのだといつも思っていました。それでも後半になると少しずつ解けるようになりました。
 3年になり受講した演習数Ⅲと演習2の講座はそれまでの問題と比べ難易度が段違いでした。要点をおさえた問題をこなしていくなかで苦手な部分もわかり、そこを埋めることで実力の底上げをするとともに、難しい問題へのアプローチの仕方を実戦で使えるようになりました。
 3年間学ぶ中でわからない問題のほうが圧倒的に多かったですが、わからない部分は個別に答えて下さり、その場で解決することができるので、そのあとの復習もやりやすかったです。多くの演習をこなすなかで、最終的には入試問題を解けるレベルにまで到達することができました。実は京大を受けるにあたって数学の過去問はほとんど解いていません。そのくらい稲荷塾のテキストはいい問題が集められていると思います。稲荷塾のおかげで数学を得意科目にできました。

後輩へのアドバイス
 テキストの問題は難しいですが、諦めずに繰り返し復習してください。それをこなしていけば力はつくと思います。
 参考書については、数学はひたすら稲荷塾のテキスト、物理は河合塾の「物理のエッセンス」、化学は「重要問題集」がおすすめです。英単語は最終的に鉄壁を使っていましたが、市販の単語帳で自分に合うものを覚えきるのが一番だと思います。

浜松医科大学 医学部 医学科 小島万由子  洛北高校

 私は中学受験を終えた後の小学校六年生の三月から高校三年生まで、6年間と一ヶ月稲荷塾にかよっていました。入った時に感じた周りの人のレベルの高さ、そしてその人たちへの憧れは高校三年生まで消えることはありませんでした。
 私は中学数学、数1A、数2B、数3、演習まで中学、高校の数学を全て稲荷先生に教えていただきました。稲荷先生の授業ではたくさんの問題に通じる本質を教えていただきました。数3を高校一年生までに終わらせ、その後は忘れたところの復習や演習をしました。早くに数3まで終わらせたことで余裕を持って演習をすることができ、数学の力は入試本番、私の武器となりました。
 稲荷塾の教材、稲荷先生の著書「稲荷の独習数学」にはお世話になりました。何度やり直しても学ぶところがある、本当に良い教材でした。
 最後になりましたが、長い間ご指導ありがとうございました。稲荷塾の存在無しには掴めなかった合格でした。本当にありがとうございました。

大阪大学 工学部 応用自然学科 福森大展  洛星高校

 私は高3の4月にクラブを引退し、勉強に本腰を入れなければならないと思い稲荷塾に入塾しました。同じクラスにとても数学ができる友達がいて、どこか塾に行ってるのかと尋ねると稲荷塾に行ってると言っており、この塾の存在を知りました。合格実績などを調べてみると、非常に素晴らしい実績でとても魅力的だったので、稲荷塾に入塾することを決めました。この時点で私は、数学は自分の得意科目だと思っていました。しかしいざ入塾して授業に臨んでみると、授業や周りの生徒のレベルの高さに驚かされました。授業で当たり前のように話される内容や解説でスルーされるような内容は、自分にとっては全然当たり前ではなく、なぜこのように式を変形して良いのか、この式はどこから導き出されたのか、など分からないことが多くありました。そのような状態で数回授業に出席し、知識もあやふやなまま初めて稲荷塾のテストを受けました。結果は散々で、同クラスの高2の生徒よりもずっと点数が低いような状況でした。そこで初めて危機感を感じ、先生と話し合ったところ、現高3生が高2の時に終わらせているテキストをいただき、1ヶ月以内に終わらせろと言われました。言われた通り1ヶ月で終わらせ、稲荷塾にも徐々に慣れてきて、少しずつではあるものの力が付いているのを感じました。『稲荷の独習数学』や授業のプリントなどを復習しつつ数学に励み、11月の阪大実戦では7割近くの点数を取ることができるぐらいにまで力をつけることができました。最後の最後まで稲荷塾での授業や先生の指導を信じて勉強し、自分は数学で他よりリードするのだという気持ちで2次試験にも臨むことができました。数学に一番手ごたえを感じつつテストを終えることができ、無事合格することが出来ました。稲荷先生のご指導に感謝したいと思います。

後輩へのアドバイス
 入塾当時、稲荷塾の授業は自分にとっては難しすぎて、入る塾を間違えたかもしれないと思っていました。しかし分からないなりに頑張って問題に取り組み、先生の指示に従っているうちに、力がついていったように感じました。先生の言われた通りに勉強すれば、必ず合格に近づくと思います。

大阪大学 人間科学部 後守優希  立命館高校

 私が稲荷塾に入ったのは中三のときです。入ったきっかけは中三になって、そろそろ塾に入ろうかなと考えていた時に、稲荷塾の存在を知り、入塾しようと考えました。入った当初は、テキストもとてもレベルが高くて、圧倒されました。稲荷塾の授業では、学校で習ったことも聞いたこともないような、数学の本質的なことを、たくさん学ぶことが出来ました。
 私はそのままエスカレーター式で上る大学がある、進学校ではない高校に通っていて、規定の制服もなく、なんちゃって制服を着ていて、アホそうにしか見えなかったと思います。周りの稲荷塾の生徒は進学校に通う賢い生徒が多くて、いい刺激になりました。
 私は文系でしたが、理系の人達に混じって同じ問題を解くというのも、力になったと思います。稲荷先生が仰っていたような、わからなかった問題を解答を見ずに自力で解き直すという作業によって、自分の理解が深まったように思います。
 結果的に阪大文系数学の3題のうち二完半ほど出来たのは稲荷塾のおかげです。
 また数学以外の受験科目である国語や英語は学校の先生に添削を頼んで、自分の苦手な部分や誤った点を改善することが出来ました。文系の人は、国語や英語を早い段階から添削をお願いした方がいいと思います。特に国語は後回しになりがちな人が多いため、早くから対策するとほかの受験生と差がつくと思います。
 最後に稲荷塾に入ってとても良かったです。
 本当にありがとうございました。

神戸大学 工学部 市民工学科 高橋健斗  北野高校

 私が稲荷塾に入ったのは高2の春でした。部活ばかりで勉強をあまりしていなかったので、勉強を本格的に始めようと思ったのがきっかけでした。稲荷塾では授業の進度が学校よりもはやかったので予習をするのが大変でした。しかし、自分で予習することによってその分野をより深く理解することができたと思います。
 高3になって演習クラスに入りましたが、内容はさらに難しくなって授業についていくことで精一杯でした。こんな調子で2回の模試では結果が全然出ませんでした。そんなとき、稲荷先生の「1問1問を大切にすべし」という言葉を思い出しました。そこで、今までの演習問題を全てやり直すことにしました。それぞれの問題に時間をかけて取り組み直し、重要なポイントや解法に至るまでの考え方をまとめていきました。そのおかげで徐々に数学の力はついていったと思います。また、松谷先生には英作文の添削をしていただいたこともあり自信を持って試験に臨むことができました。結局、前期試験は落ちてしまいましたが、後期は試験科目が数学だけだったので自信を持って試験を受けることができ、合格することができました。稲荷先生、松谷先生、本当にありがとうございました。