夏だ、数学を頑張ってみようか!

この夏に数ⅠAの未習部分を終わらせて、9月から数ⅡBに入る計画で頑張っている高1生および中高一貫校の中3生がいます。

稲荷塾において、数ⅠAから数ⅡBに進めるかどうかの基準は3回の単元テストで平均点が50点以上で、それは河合塾の全統高1模試で偏差値70程度に相当するので、単に数ⅠAの範囲を終わらせるだけではダメです。そういう意味で、簡単な目標ではありません。

当然ながら、それができる子とできない子がいます。

どういう子ができるのでしょうか?

まず、モチベーションが高いこと、これは絶対に必要です。

それから能力的な面も必要で、新しい概念を飲み込むことに苦労しないとか、いろんな側面があります。

その中で今回、意外と重要だと気付いたのは中学数学の代数の完成度です。それも、文章題で書かれている日本語の条件を数式にするといったような高度な内容ではなく、単純計算の正確さとスピードです。

これは基本的に単調な作業で、面倒であることが多いです。

だからこそ、頭のいい子は工夫します。式の特徴を見抜きバシバシと処理していきます。

逆に言えば、学校で習ったままたくさんの行をかけてちんたらと計算するようではまずいのです。ミスが頻発するのもダメです。

まあ、彼らの夏の取り組みが楽しみですが、どうなるでしょう …