教育改革
民主主義を否定するつもりはありませんが、何も決められないことにも疑問を感じます。
どんな明らかなことにも反対する人がいて、改革が実行できないのです。
この例を挙げるときりがないのですが、あえて日本の教育の話に限定することにします。
日本の教育制度は、勤勉に働く労働力が豊富に必要だったときに作られました。
すなわち笛が鳴ると机に座って労働に勤しみ、次の笛が鳴ると休憩に入れるのです。
常に組織の上の者の指示が正しく、命令を忠実に実行する者が優秀とされます。
しかし、こんなのは今の時代に合ってません。
今必要なのは自分で考え、自ら行動できる人です。
当然、教育も変わらなければなりません。
多分、ここまでの議論で異議を唱える人は少ないと思います。私に言わせれば、自明の真理です。
ところが、改善はされないのです。
それどころか、改善しようとする動きすらありません。
あるのは文科省から出てくるアホ案だけです。
そんなアホ案に合わせて考えたり、それに即して行動するのは改善とは呼びません。
各都道府県が生き残りをかけて必死で考えれば、いろんなアイデアが出てくることでしょう。
でも、改革の手は各都道府県には委ねられていません。何の決定権もないのです。
だから誰も真剣には考えません。
すごくまずいのです。
もちろん私は政治家ではありません。
その方面には興味すらありません。
ですから政治的な動きをしようとしているのではありません。
では、稲荷塾にできることはないのでしょうか?
あると思います。
ただ、今は力が不足しています。
つまり、小さ過ぎて回りへの影響力がないのです。
結局、もうちょっと実績を出して、規模ももう少し大きくするしかないのではないかと思うのです。
まあ、頑張ります。