本のための取材

稲荷塾にはホームページが2つあります。このブログが含まれているものと、オンライン講座用のものです。

ブログも2つあり、オンライン講座の方は興心が書いています。

まあ、ちょっと真面目過ぎて、あまり面白くないと批判していましたが今日のは興味深い内容でした。

https://inarijuku-online.com/blog/20230629-1383/

 

さて、以前に「中学受験 vs 高校受験」(仮)という本を書こうとしていることを報告したと思います。

中学受験をすると、基本的に中高一貫校になりますが、そうすると高校受験がない分、カリキュラムに余裕ができます。特に数学においては中3以前から高校数学に入れるので、演習時間を確保することができ、有利になります。

ところが、中学受験をするのは小学生ですから、遊びたいのを我慢して勉強してきて、ようやく中学に受かった後は勉強へのモチベーションを大きく下げるという課題もあるのです。

もちろん、勉強するためにいい中学に入った生徒も一定数いて、そういう生徒が上位層を形成します。一方、モチベーション低下グループは定期テスト前以外は一切勉強しなくなる生徒も多数存在し、上位層との差は広がります。

たとえば、洛星だと成績別のクラス分けにしていないので、かなり大きな学力差のある生徒たちに授業をすることになり、それは結構難しい作業です。

こういった中高一貫校の課題に対して、高校受験のある高校にはまた別の課題があり、両者がどれぞれの課題にどのように向き合っているのか、という実情と効果的な解決策を考えるという内容の本を書こうとしているということです。

その手始めに、まず各学校の取材をすることにし、第一弾として7月11日に洛星に行って来ます。

稲荷塾として新しい試みなので、どうなるのか、全く先が見えませんが、何となく楽しそうで、わくわくします。