「独習中学数学」始動

遂に「独習中学数学」の企画が始動しました。

昨日の段階で「正負の数」までのたたき台が出来上がってきました。

まだ修正すべき点は多いですが、期待していた以上のクオリティーです。

コンセプトは「稲荷の独習数学」と同じで、これを読めば一通りの授業を受けたのと同じ効果があるというのが目標です。それを「概要の説明」「問題を通しての説明」「演習問題を解くことで確認」の3段階でリズムよく進んで行けるようにしています。

それから中学数学の骨組みが分かるようになっており、算数から高校数学へ一直線につながるようになっています。

中学数学は「代数」「幾何」「関数」の3つでできていますが、それぞれを3つに分けて中1の代数、中1の幾何、中1の関数を作り、それをまとめて「中1の数学」というものができています。しかしその分け方が意味不明で、3年間もかけてのんびりやるので、つながりも分かりずらく、全体像も見えにくくなっています。

この本ではまず代数を学び、数と式の扱いができるようになってから幾何、関数に進むようにしており、非常にすっきりしています。半年もあれば中学数学全体を完全に把握することができるでしょう。

ということで、これができると授業の形態が変わります。というか、この本を活かした授業とはどんなものかを思わず思い描いてしまいます。こんなやり方もあるし、あんなやり方もある … といった感じで。

 

いや~ぁ、わくわくしますねぇ!