数学英語と理科のバランス
松谷です。
先日少し受験生の相談にのったり、高2生と世間話したりして、
学校などなどの状況に応じて理科の勉強に不安を抱える人もいました。
理科に関しては独学でいけるとも言えますし、誰かに習った方がよくわかるとも言えます。でも理解力があるなら独学の方が速いとも言えますし、それでも難しいところは誰かに習いたいというのもわかります。
僕自身は2次試験レベルの理科自体の知識とかは正直かなり忘れているのですが、全体像でこうやって勉強すればいいという一通りの話はできるかと思います。(余裕ができたら理科自体ももう一度しっかり勉強したいなというのは思いますが。)
理科自体の知識で言うと、現役により近いチューターの先生たちがかなりすごいなと思いますので、聞いたらほとんど答えてくれると思います。
全体的な流れで言うと、やはり世に言われるように、数学英語を高2の終わりまでにある程度形にして、高3生は理科にぐいっと投入していくべきです。
理科はある程度覚えることがありその記憶のメンテナンスがあること、また、勉強量に応じて上がってくのが目に見えるので、高3での勉強に適しているのかなと。
ただ、数学や英語を高3でやらないというのは選択肢にはないんですね。数学や英語は高2である程度形になっていることは必要なんですが、それを演習を通してブラッシュアップしていかないと、東大や京大の入試ではやはり負けてしまいますのでね。
一方で、理科を高2までやらなくといいかというとそんなことないんですね。理科は2科目もありますので、高3でまったく白紙の状態からスタートとなるとやはり大変すぎる印象です。
現役生で言うと、高3の夏の模試で少なくとも一つの科目は戦える状態になっていて、秋の模試では両方戦える状態であって欲しいです。
そうすると逆算すると、高2までにどちらかの科目は一通り学び終えて高3の夏前までに受験レベルの演習問題をある程度形にしておく。もう一つの科目は夏前くらいに範囲が終わって、夏休みにしっかり演習を積む。あとは、時間のある限り模試を解きつつ、足りないところを埋めていく。
こんな感じが良くあるペース配分でしょうか。
もちろん、余裕をもってもっと前に倒せるなら倒したらよいと思います。例えば、レベルの高い医学部志望だったらそうした方がいいかなと思います。
まあそんな感じでしょうか。
むか~し、チューターに聞いたおススメ参考書のリンクを張っておきますが、少し古くなりましたし、新しいチューターの人も入ってくれましたから、改めて聞いてみようかな。