小さな数学塾のヒミツ
新年度生募集のためのチラシは明日からポスティングが開始され、今月中に長岡京から桂坂までのエリアに配られます。
そこからが、稲荷塾における募集の時期が始まるわけですが、今年はなぜかそれに先立つ問い合わせが多いです。
その多くは小学生の保護者からで、その何人かから「小さな数学塾のヒミツ」を読んで、興味を持ったといったような声を聞きました。
これは2010年に出た本で、私が51才のときに書いたものです。そのとき思歩は高2、興心は中2だったようです。
随分と古い本で、私自身、何を書いたのか、あまり正確には覚えていませんでした。
それで今日、読み返してみました。
いや~ぁ、よかったですねぇ!
反転授業のノウハウなんかは2016年から模索し始めたので、今から見るとまだ不備の多い塾運営ですが、何と言うんでしょうねぇ …
情熱というか、若さの勢いというか。
大いに刺激を受けました。
実際、この本のおかげで銀行の融資が決まり、2011年に塾の建物が建ちました。それまでは自宅の一室を教室にしていたのが、本格的に塾になったのです。
その後は「頭のいい子には中学受験をさせるな」が出て、2015年に待望の「最短でマスターする数学」が出版されたのです。
そして、それがきっかけで反転授業のシステムを作ることができました。
稲荷塾は依然として「小さな数学塾」のままですが、今後、「稲荷塾の通信講座」が全国に浸透していく中で何らかの発展をしていくのではないかと期待しています。