大学入学共通テスト改革(その1)
松谷です。
つい先日、大学入試の改革における、進捗状況が文部科学省から発表されましたね。
かなりいろいろなことが発表されてるので、気になったものからいくつかコメントしてみたいと思います。
資料は以下あたりにアップされているので、気になる方はご覧ください。
さて、何から書くか。。。
まぁ、でも主に書きたいことは、2点だけです。
①英語の新評価システム。
こちらは、四技能がどのような形でおさまったのかが、気になりましたね。民間試験活用はどうなるのか?!
②数学の新試験の内容。
こちらは新しい記述問題がどんなものなのか。といったところが気になったので解いてみた感想も含めてお伝えします。
えーと、では、①について簡単に。
結論から言うと、
四技能の民間英語試験導入確定。
導入の仕方と時期は、2020から完全民間試験一本化か、2023まではセンター試験続きみたいなものとの併用を挟んだ後に一本化するかで、まだ検討中。あと2ヶ月で結論を出す。
高3の4型から12月の間に2回受けられる。
導入する英語試験は、複数の主だった試験を併用できるようにするよう大学側に働きかける。
主だった試験とは、英検、toeflがメインっぽいが、ielts、teap、gtec、toeicLR&SW、ケンブリッジ英検、toeflジュニアまでも文部科学省の資料にあり。
試験どうしの換算などには、CEFRを使う。
大学での、英語の認定試験の活用法としては、出願資格、科目免除、得点加算などが考えられる。
といったところです。
だいぶまえに、
という記事で書いたのと大体同じだなぁとは思います。こんな資料を、文部科学省出してますしね。
その中でも、英検とtoeflの良い級やスコアを持っている人は安泰なんだと思います。
特に、
この上の資料のCEFR換算ことも考えると、英検1級もしくは、toefl95以上の人はかなり強いですね。C1ですからね。
まぁ、高校生以下で、純ジャパと言われる人にはほとんどいないのも知っていますが。ただ、日本人は試験好きですからね。伸びていくかもしれません。そして、検定ものがより流行るかもしれませんね。儲かりますね〜。
ちなみに、CEFRは、
こんな意味があります。(見えないか?)とりあえず、外国の言語の身につけ具合の共通指標です。
日本人で英語について、実力が常時C2レベルの人はほぼ存在しません。多分0.1パーセントいないはずです。toeflなどでも全然測れないレベルですからね。それこそ、CarmeliaとかがC2レベルなんでしょうね。
②の数学については、また次にかきます。
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