過剰労働に支えられる日本
松谷です。
新生活の始めとしていろいろ揃えているのですが、そのひとつとして、洗濯機を買うことになりました。
一歳の娘もいますし、なかなかタイミングが合わないので、買いにいくのは先になっちゃうなぁと諦めていました。
洗濯機ないと正直洗濯ものが溜まってしまうなぁ。。。。と思いつつ。
そんなとき、姉の旦那からヨドバシカメラのネット注文はええでーという情報をもらいました。
洗濯機をネット注文?!と思いながら見てみると、
ほーほー評価とか載ってるし、店員さんの勧めだけで買うより信憑性があるかもしれん。実物は見れないけど、行くのが大変なときはありかもしれん。
15分くらい迷って購入ボタンをポチッ。
ここからが驚きでした。
僕がボタンを押したのは、昼の11時くらいでした。
なんと、お届けは、
今日の夕方から夜の間です。
とのことでした。
ホワット?!
今日?!僕は嬉しいを通り越して、便利すぎる世の中を憂いました。
なぜなら、結局、配送や洗濯機の設置には人の手がかかってるわけで、特に決まっていない予定のなかで、急遽駆り出されたり、仕事が増えたりするわけです。
しかも、僕だけのわけないので、あらゆる人がこのように注文しているということを考えると、その労働状態は、想像ができません。
多かれ少なかれ、このような過剰労働によって日本は支えられているなぁと思います(労働生産性はおいておいて)。こうなっているのは、「お客様は神様です」という思想が日本に蔓延しているからでしょう。
別に僕はこの思想が嫌いなわけではありません。むしろ、外国のサービスなどを受けるにつけ、日本のサービスはなんて素晴らしいんだと思う部分は多いです。
しかし、行き過ぎてしまって、労働者を疲弊させすぎてしまうと、それはどこかで悪循環になっていくんだと思います。
お客様は神様の精神は大切にしつつ、労働者自身も大切なんだと思えるような社会が理想だなと思います。
気持ちもフレッシュな状態で働いた労働者が、自分の出来うる限りのサービスをお客様は神様だの精神でしつつ、そのサービスに対して、客側も当たり前だとは思わず、最大限の感謝を持って接することができるといいんだなぁと思います。
それがよい社会なんじゃないでしょうかね。
そんな風に働きたいなぁと思います。