数学などで習ったことを自分なりに整理してみること
松谷です。
最近、ちょこちょこと個別で質問などを受ける中で、なぜか、数列が苦手な子が結構いるなと感じています。
そういう子たちは、覚えるべきことを覚えていない可能性もあります。しかし、数列で覚えることなんて実はあんまりない気もします。
覚えているけれど、それが活用できていない可能性もあります。
覚えているけれど、活用できていないケースにおいては、ひとつは、演習問題を多く解く中で活用の仕方を学んでいくというのが王道だと思います。
で、もう一つは、習ったことが自分の頭の中で整理されていない可能性があるので、改めて自分の中でまとめノートや復習ノート、計算用紙などに整理してみるという方法もあるかと思います。
はっきりいって稲荷の独習数学は恐ろしくコンパクトに整理されている気はするので、整理する必要がないようにも思われますが、自分で思い出しながら書いてみると、自分の弱点やよくわかっていないところが見えてくることがあります。
また、整理したものは、見返したりするときに強力な武器なります。
たとえば、ぼくが数列の漸化式を整理してみると、こんな感じです。
別にこれがベストですと言ってるわけではないです。やはり理解度に応じてどこまで書かないといけないかとかが変わってくるのです。
たとえば、ほとんどわかっているけど、三項間漸化式のところだけあやしければそこだけまとめるのもいいと思います。
まとめるという行為は、人に教えたりするときにする行為であり、やはり人は教えようとすると理解が深まっていくので、たまにまとめてみるのもオススメです。(テスト前とか)
そういえば、数列がらみで、僕がむかーし数学的帰納法について書いた記事があったので、それも載せておきますね。ブログの記事に書くのも一種の教えるという行為に類似している行為なので、書くときに理解が深まった気がします。あいまいな点な浮き彫りになるというか。