講師は質問で鍛えられる?
今、ケンシロウはA会話に通って来ています。
中3にして数学はもう塾で教えることがなくなったので、数学は自分で学び、塾では英語学習をするというふうに方向転換しました。
でも、ときどき質問があったりするのです。昨日も「集合と写像」という本(おそらく大学の数学)の問題の解答が理解できないと言って来ました。
どれどれ、ということで考えてみました。私もその解答の意味が分かりませんでした。
そして、私の出した結論は解答が間違っているということでした。
となると、解かないといけません …
松谷君が「講師は質問で鍛えられる」といったブログを書いていたので、思わず似たようなことを書いてみました。
はたして、鍛えられたのかどうかは不明です。
時間と気分に余裕があるときは楽しく考えることができますが …
今年、京大の理学部に合格した野村君は夏の京大実戦で200点満点を取りました。数学大好き人間です。
それゆえに、私が作った解答の不備について鋭い指摘をしてきました。何度も。
解答は解説じゃないから、この程度の解答で十分だ、などという逃げの返答では納得してくれません。
実際、解答を書き直さないといけないと思ったことも何度かありました。
これは間違いなく鍛えられましたねぇ!
こちらが鍛えられるかどうかは別として、「意味ある質問が多い生徒は伸びる」ということは経験的に正しいので、どんどん質問してほしいと思います。