卒業生からのメール

生徒募集のチラシがリビングに折り込まれました。

しかし、一番最初に問い合わせてくれたのは卒業生でした。

彼女は今ドイツ在住ですが、チラシを見たお母さんが写真を撮って送ってくれたとのことでした。彼女は、稲荷塾がまだ自宅の1階でやっていたとき、つまり2011年以前の生徒でしたが、当時のことが一気に思い出され、とても懐かしく感じ、思わずメールのやり取りを何往復かしました。

そのころは教室も狭く、全学年の生徒、小学3年生から高3生を合わせても60人ぐらいしかいませんでした。当然のことながら合格実績も京大に1人受かるか2人受かるか … といった程度でしたから、それと比較すると「すごいですねぇ!」ということになるのです。

チラシに載っている昨年の実績は受験生18人中7人が京大、1人が府立医大、3人が阪大、1人が一橋 … ですから。

当時と変わったのはまず建物。それから小学5年生から高3生が通う塾になったこと。A会話を始めたこと … そうそう、反転授業を始めたこと。その起こりは「稲荷の独習数学」が出版されたことだったし、演習クラスの授業も随分充実したと思います。

変わらずにやって来たつもりでしたが、10年とか20年とかの長い目で見るとやはり成長しているのですねぇ!

この春からはオンライン講座も始めることですし、ますます頑張っていきたいです。