進級基準について
高校数学で次のクラスに進む基準は厳しいです。
3回の単元テストの平均点が50点を越えるのがその基準ですが、たとえば数ⅠAから数ⅡBへの基準は大体、河合塾の全統高1模試で偏差値70程度になっています。
ですから、中2で数ⅠAクラスに入った場合、半年で合格点を取って、次に進める生徒は極めて少ないです。
結局、2回目の数ⅠAをすることになりますが、そうすると合格点が取れる確率が大きく跳ね上がります。
しかし、2回やっても基準点を越えることが難しい生徒もいて、その場合、取り組み方の改善を促したりするわけですが、それでもダメな場合は、残念ながら退塾になります。
同様に、中学数学から高校数学のクラスに上がるための基準もそんなに甘くないです。もちろん、高校数学の各クラスにおける基準ほど厳しくはありませんが、それでも中学数学のクラスを合格できず、塾を去る生徒が出て来ます。
今、12月になって、進級が厳しいと予想される生徒が遅れを挽回するために余分の演習に来たりしています。
頑張ってほしいです。