言葉の乱れについて
数ⅠAのクラスでは、まだ言葉の使い方が不正確な生徒がいます。
方程式を要求されているのに、方程式の左辺だけを書いて、できたと思っている生徒。
y=x^2-2x+3 の軸は、と問われて 1 と答える生徒。
y=x^2-2x+3 を f(x) とおく、などというわけの分からない記述をする生徒。
てな感じです。
こんなのは全部0点にしています。
こんなのを「大体合っている」「おしい」「ちょっとした書き間違い」などと言っている段階で、その先の成長を期待することができません。
言葉の使い方がいい加減だと、それは定義に対する理解が曖昧であることに通じ、当然、数学全般に対する理解も深まりません。
「インテリジェンスとは、細かい違いを理解することだ」とロバート・キヨサキが言っていましたが、まさにその通り。
似ていても違うものは違うのです。
これが数ⅡBのクラスぐらいになると、そういう生徒はいなくなります …
ん?
いるかなぁ …
いずれにしても、そういう傾向が改善しない場合は伸びない、と断言することができます。