分かるからできるへ

たとえば、2つの円が2交点を持つとき、2つの方程式の辺辺を引くと2円の2交点を通る直線の方程式が得られます。

これを知っている生徒は多いですが、なぜそうなるかを理解していて、それを人に伝わるように記述できる生徒は非常に少ないです。

数学で習う全ての重要事項について、それらを人に説明できるレベルで理解しておくことが重要で、そのためのトレーニング方法を作りました。

それがこの下半期から実施している新しい演習です。

予習段階における理解度をチェックすると共に、どの程度の予習をしてほしいとこちらが願っているのかという基準を示すのが小テストです。

これが終わった後、A、B2種類の演習をします。

Aは全て応用問題で、深い理解を促すために、出来る限りあらゆるパターンの問題をこなせるようにしています。

Bは、知っているはずだけど、証明出来るのかどうかを問う問題です。

授業ではAまでできればOKとしていますが、Bまでやる生徒もいて、将来的にはみんながBまでできるようになればいいと考えています。