大学入試共通テスト記述見送り調整に伴う疑問
松谷です。
大学入試共通テストでは記述が見送りの方向で調整が行われているようですね。
国語は記述かどうかが入試としては大きな違いなので、大きな変化だとは思います。
数学はそもそも途中過程を書かせる記述を既に断念しており、数式とかをちょろっと書く程度のものになる予定だったんですね。
ですから、記述中止になるかどうかはそれほど問題ではないと思います。それよりは、
・記述がなくなったけれど、問題のテイストは試行調査(プレテスト)のママなのか?
・記述はなくなったけど、10分延長の70分テストのままなのか?
・記述はなくなったけど、記述に配点されていた15点くらいはそのままマークに変わった問題に配点されるのか?
・記述がなくなって、問題の形式がいまいちよくわからん状態になってしまい、もう試行調査もできない段階だが、従来のセンター試験っぽいものに戻すわけでもなく基本的な変化は試行調査の方向性を維持するのか?
あたりが疑問としては大いにわいています。
萩生田さんの身の丈発言から始まるうねりはものすごいですね。
ある意味彼は日本全国を巻き込む仕事をしたんだと思います。
身の丈発言がなかったら今これほどワーワー騒がれているるものは静かに進行し、皆が多少の違和感を覚えていても言うことなくそのまま実施されていたでしょうからね。
まあ、まだ年末までにどんでん返しがあるかもしれませんので、年末の最終発表を待ちたいと思います。