ミスから学び向上する
松谷です。
ぼくは、フェデラーが好きなのですが、フェデラーの過去の記事で、勉強にも参考になりそうなものがありましたから紹介します。
今では、ジェントルマンの代名詞であるフェデラーですが、かつてはザ・悪童という感じだったようです。
フェデラーは、いつもコート上で、うまくいかないときかんしゃくを起こし、かっこ悪い醜態をさらしていたようです。しかし、彼は気づきました、ミスや敗北や失敗は、それで終わりではないと。
結局、それを利用して、そこから向上することこそが最上の方法だと気づいたようです。
そして、今の大成功につながりました。
もちろん、彼が圧倒的に才能があったのは、間違いありませんが、それでも、この考え方の変換がなければ今の大成功はありえないでしょう。
さて、これを勉強やテストに応用してみましょうか。
皆さんは、テストでミスをしたりすることがあると思います。
稲荷塾なら、中学数学のテストや反転授業での小テスト、小学生部の確認テストなどがありますし、それ以外に外部の模試などもあると思いますが、それぞれでどんな人も大なり小なりミスをしていると思います。
そして、そのミスをしたときに、
かんしゃくを起こすまで行く人は少ないと思いますが、悔しさからかテスト自体捨ててしまったり、すごくがっかりしたり、悲しくなったり、それは自分ではないと憤ったりテスト自体なかったことにしたり、そんな感じのときがあるのではないでしょうか。
まぁ、それはごく普通のことですし、僕もそうでした。
ただ、せっかく時間を割いてテストを受けて、ミスしたことに何か負の感情を抱くだけみたいなのはすごくもったいないと思います。それをうまく利用することこそが大事なのではないでしょうか。
数学の実力の向上は、基本的には、
×を〇にすることのみでしか成し遂げられないと思います。
それには、一度学んだのだけれどもできなかった問題を改めてできるようにするという側面と、学んでいなかった知らなかったことを新たに知るという側面がある気がします。前者はもしかしたら、何やら後ろ向きな気がして気が進まない人もいるかもしれませんが、それをしないということは非常に大きな損失なわけです。
例えば、中学数学のテストも、もし、塾で見直しをしなかったとしても、必ず家で見直してくださいね。
テストを返却してもらったとき、すぐしまう人がいて少し心配をしているわけですね。所詮小テストなわけですから、その時点で間違っても恥でもなんでもないですからね。ずっと間違いを放っておくのは恥だと思いますけれど。
まぁ、これまで先人たちに何万回と言われてきたことだと思いますけれども、実際にしっかり実行しきれる人が意外に少ないから、ずっと言われ続けているわけですね。