読書の秋
京大には推理小説研究会というものがあり、結構多くの小説家を輩出しています。
https://twitter.com/soajo_kumc?lang=ja
うちの息子も京大に入る前から合格したらここに所属すると決めていました。彼は小説家志望なのです。
ところが入部を決めたテニスサークルが兼部を許しておらず、どうするべきかと彼は随分悩みました。
テニスサークルも魅力的でした。京大のテニスサークルの中では一番強いとされていたこともありましたし、小学生のときからのダブルスパートナーだったO君もそこに所属しており、彼に強く引っ張られたということもありました。
結局、息子はテニスサークルへの入部をキャンセルすることなく、本に関しては個人的趣味にするということで落ち着きました。
そうはなりましたが、彼と家内の会話にはついていくことができないようなことがしばしばです。私から見れば、彼らは単なる本好きというレベルを越えています。
さて、稲荷塾には貸出用本棚が3つもあります。
3階には主に受験学年生向けの参考書と問題集が置いてあります。ここには各科目において評価の高い本が置いてあるので、実際に買うまでに試しに読んでみるとか、理科の過去問については一人模試用にといった目的で借りていく生徒が多く、ちょっとクオリティーの高い本棚になっています。
2階は、一応中学受験に関連する本を置いています。貸出用であることが認識されていないこともあり、それに何と言っても稲荷塾が中学受験のための塾ではないので借りる人はほぼ0です。
1階は英語関連の本がメインで、それは Carmelia が頻繁に使用しています。しかし、推薦図書のコーナーがあることもご存知でしたか?
ここはまさしく推薦図書のコーナーでいい本が置いてありますが、あまり宣伝していなかったからか、アクティブとは言えません。それで家内が昨日は2冊の本を置いて行ったので、そのうちの1冊を紹介しておきます。
中学生が書いた本だそうです。家内が面白かったとしきりに勧めるので、私も読みました。
確かに面白かったです。
とても中学生が書いたとは思われません。
昨日1階の本棚から拾い上げ、ちらちらと見たらやめられなくなり、一気に最後まで読んでしまいました。
大人でも、もちろん小中学生でも楽しめると思います。
どうぞ!