再「使うために英語を学ぶ」

昨日トレーニングを頑張り過ぎたせいでしょうか、眠いです。

でも体調自体は随分よくなりました。

このところの冷え込みに体が付いて行けなかったようで、約1週間不調でした。それが改善したように思います。

 

さて、昨日は恒例のカレーミーティングをしました。

一つ目の議題はA会話に小学生を受け入れるべきかという内容です。

そういう要望があるということですが、Carmelia の答えは No です。

まず、初学者のためのレッスンメニューを作るのは大変だということです。以前にも小学生を対象とするクラスを作っていましたが、すぐに飲み込んで行く子からそうでない子の幅が広過ぎて、初めは一緒のクラスで学ぶことができても、すぐにクラスを分けなければならない状況になり、適切なクラス運営をするのが難しかったのです。

 

では、ある程度聞けて話せる子だったらどうか、これが私からのメインの問い掛けでした。

実際、小学生部の中にはほぼ自在に英語が使えるような生徒が何人かいます。

しかし、たとえ英語自体ができても、彼らの年令では「英語を学ぶ」となってしまって、「会話を楽しむ」とはなりにくい、というのが Carmelia の主張です。経済や政治の話ができると思うか、などと彼女は言っていました。

これは一つには彼女の特性の問題です。

以前、小学生に英語を教えている Carmelia を見て、「もったいないな」と感じたことがありました。要するに彼女でなくてもそれは教えられるということです。

それに何と言っても、Carmelia が情熱をもっているのは「英会話を教えること」であって「英語を教えること」ではないということです。

 

この違いが非常に重要です。

さまざまな議論をして、Carmelia が考えていることがよく分かるようになってきました。

昨日の English Started at Home にも「自分は使うために英語を学んだ」と強調しているように、それが我々日本人の意識に不足していると彼女は感じているのです。

そして、その意識の問題が「しゃべれない」につながっているのだと。

 

だから「A会話(稲荷塾英語クラス)」は近いうちに「A会話(稲荷塾英会話クラス)」に変えないといけないと考えています。

説明内容も変更すべき点があります。

 

いずれにしても、A会話は「特別なメソッド」です。

必ずしゃべれるようになります。

そういう意識で臨んでほしいと願っています。

 

ps 何故かアイキャッチに文吾ちゃん(将棋の福崎文吾九段)を載せてしまいました。