Hidden Figures

話題の「ドリーム」を観てきました。

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この映画の原題は「Hidden Figures」。影の功労者といったような意味になるでしょうか。

1960年代、人種差別に苦しみながらNASAのアポロ計画に才能と努力で貢献した黒人女性の実話を元にした物語で、だから「Hidden Figures」。

しかしそれでは分かりにくいので、日本名を「ドリーム」にしたわけですが、その名前がいいかどうかは別として、原題を変えること自体にちょっと抵抗があります。そういう分かりにくいかも知れない名前も含めて、異文化を理解するという姿勢が必要な気がするからです。

それはそうとして、映画はとても良かったです。一部史実と違う面もあるようですが、当時の状況を伝え、主張点を表現するという大筋は外していないので、その点は問題ないと思います。

 

さて、この主人公が如何に天才であったかを紹介する逸話として、彼女が小学6年生のときにある方程式を解く場面があり、それを見ていた誰かが「こんな天才は見たことがない」と言います。

でもこの程度の方程式ならば、稲荷塾の中学1年生にも2人、解ける子がいますし、近い将来には小学生でもそのレベルの子が出てくるな、などと思いました。

彼らがまっすぐに育ち、「世界的で歴史的な貢献」をするようになってほしいですねぇ!

 

ちなみに今日は「ナミヤ雑貨店の奇蹟」を観に行く予定でしたが、昨日の小学生部の連絡帳に「ドリームがお勧めだと」の書き込みがあり、急遽予定を変えました。

変えてよかったと思います。私は …。