洛南の中学受験組と内部進学組の融合?
松谷です。
稲荷塾には、洛南の小学生が結構います。高校生とかも洛南の生徒はちょこちょこいますが、現在は小学生の方が多いくらいという状況です。
(写真は洛南高校出身の桐生くんですね。9.98おめでとうございます!)
さて、僕自身は、洛南出身でもありませんし、学校に対して好きも嫌いもまったくありませんが、
塾生見てるとようがんばる子が多いなとは思います。(塾生のことは基本みんな好きですけどね。ただの身内びいきですが。)
いずれにせよ、京都に住んでいると、何やら気になる学校なのは確かです。
そういえば、多少のゆかりもありますね。稲荷塾チューターにも出身者いますし、僕が稲荷塾に通ってたときもライバル?として何人も通っていらっしゃいましたし、大学のサークルの同級生にも後輩にも洛南の人ましたし、洛南の先生と編集者時代に「美しい解法コンテスト」みたいな企画を一緒にさせてもらったこともありますね。
さて、洛南小からの中学への内部進学者が今年初めて出ます。
90名ほどみたいです。
それに伴い洛南の募集人数は、
29年度240人→30年度280人(内部90人含む)
となりました。
(合格者数は、併願の子がどこかにいくのも考慮して去年なら312人ほど)
ここから感じることは、2つありました。
1つは、
中学受験の競争がさらに厳しくなったかもしれないということです。
ただでさえ、厳しかった中学受験が、内部進学者を除くと190人のみの募集になったわけで、うーむなかなか大変そうです。
特に、女子の入試は大変そうな気がします。もちろんそれに伴う受験勉強も。
これにより、洛南中に引っかからなかった生徒の受け皿となりうる中学のレベルが高くなるでしょうね。高槻とかですかね。住んでる人にとっては、神戸女学院や四天王寺や西大和は遠いなと感じる人は多いでしょうから、立命館とか京女とかにも行く人もいるのかもしれません。もしくは、公立にしておくのかもしれません。
まぁ、別に僕は中学受験に死ぬほど詳しいわけではありませんので、あくまで推測です。
2つ目は、
小学校からの内部進学者と中学入試組はどんな感じに融合していくのかなぁという興味です。
クラス増えることで、人数が増えるだけでなく、内部進学組と中学受験組という異文化が混ざって多様化するわけで、それはとてもよいことだと思います。
特に女子比率が小学生組の方が高いので、融合することで、女子比率が上がると思いますから、よりよいことなのでしょう。
ただ、一般に、気になるのは学力的にどのように融合するのかというところなのでしょう。
小学生が言うには、洛南中の入試を内部の子もやらされているみたいですが、現時点では、合格点に達している子は数人という状況のようです。
まぁ、でもこれは当たり前ですよね。
中学入試用の勉強をしてきてないわけですから。
中学入試は特殊訓練入試ですから、普通の人はそれ用の特殊訓練が必要です。
しかし、それは、能力が高い子なら1年もやったら慣れることはできるものでありますし、普通の人でも、2〜3年あればしっかりと対応できるようになるものです。ただ、中学入試が免除されたはずの小学生上がりの人が、わざわざその特殊訓練に慣れる必要があるのかはわかりません。。
まぁ、内部の子が洛南中の入試の合格点に達するかどうかはともかく、
稲荷塾に通っている子を見ていると、中学に入っても十分うまくやっていくんではないかなぁと感じます。
むしろ、中学受験組より、すごそうな気がする子もちらほらいますしね。
まぁ、僕個人としては、
楽しんで勉強してくれるといいなと思います。
あっ、気付いたら、結構難しいことまでやってるわ!って感じで、楽しく学べる場を提供したいなと。