興心くんへの受験英語指導(その2)

松谷です。

興心くんへの受験英語指導(その1)

に書いた指導計画の実践結果について、分野ごとに書きたいと思います。

 

指導の実践

 

単語

まずは、速単を使った単語指導についてです。結構知らないなと思っていましたが、実際、必修編における彼の定着していた語彙は約半分といったところでした。だいたい700語くらいは知らないなという状態で、はっきりいって京大受験生の語彙力ではなかったと思います。たぶん、関関同立を受ける人でももっと知ってると思います。ただ、僕は単語は、やり方さえちゃんとやれば一ヶ月もあれば1000語は確実に入るというのは知っていましたので、ペースとやり方を伝えて、あとは、2日に1回の進捗確認時に毎回テストをしてプレッシャーをかけていきました。

まぁ、予想通り二回程度では覚えられませんでしたので、繰り返しテストをしていきましたし、彼自身間違いやすい語を認識できるように正の字を書いてもらいました。あと、だいたいの音声もできれば知って欲しいと思いましたので、テストは、僕が発音をして、日本語の意味を書き取るというものにしました。あとは、英作文に使う可能性のあるものだけ、書き取ってもらってスペリングもチェックしました。最初は、girlレベルの単語でも、スペルミスがあって、ほんとに書いていないんだな。。というのがわかりました。

 

ただ、まぁ、結論から言うと、基礎期間の終わりの20日後には、知らなかった700語に加えて、派生語にまで、自らトライして覚えてくれたので、1000語はだいたいの発音とスペルとともに覚えてくれたと思います。そして、最後の模試をやりながらの復習期間も合わせて、ほぼ完璧になったかなと思います。で、実際に思ったのは、模試や過去問を見てても、速単必修編レベルだとしても完璧にしておけばある程度戦えるなというものでした。(勝つまではいきませんが。)

 

英文解釈

解釈については、読解の基本はここだ、を使って基礎の確認を2日程度でしてもらいましたが、ほぼオーケーでした。つまり、構文解釈力については基本的に身についていたというわけです。そこで、英文読解の透視図にトライしていきました。

1日2ユニットはなかなかきついものの、多少の遅れくらいでなんとかこなしていきました。不明な点などは、進捗確認時に解決し、そこに出てきた単語や熟語なども追加で補充していきました。

もちろんかなり難しい問題集なので初回トライ時は間違いも多くあったようですが、なんとか吸収していけたのではないかと思います。ある程度基礎の解釈が出来ていたので、なんとか取り組めるフェーズだったのかなと思います。

僕は基本的に受験生は、どのレベルだとしても、この参考書までやれば解釈としてはオーケーだと考えていますので、1番解釈が難しいと言われる京大の入試問題に対するにあたって、ここまで取り組むことができたのはよかったなと思いました。

 

長くなってきたので、英作文と実戦演習に関しては、また次で。。これは、2つともなかなか前途多難でした?!

 

to be continued