重いものを持ち上げる

松谷です。

現在自分の空いた時間を引っ越しの準備にあてているのですが、いろいろあって、家具の移動を自分たちでやることにしています。

で、実は引っ越し先が4Fで階段がないんですねぇ。

そうやばいんですね。重いものをあげるとき。

 

特に昨日上げたタンスの一つが100キロ以上?くらいありまして、これは不可能への挑戦か?!というくらい絶望感を感じました。

 

しかし、そんなとき「困難は分割せよ」というデカルトの名言が思い浮かび実行することにしました。

 

まずは、タンスを分解して重さをできるだけ分割しました。結局タンスの引き出しを一部抜けただけだったんですが、それでもだいぶ軽量化に成功しました。

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次に、精神的負担の分割ということで、4階までの高さを分割して考えました。階と階の間にも踊り場があったので、1階から途中の踊り場まで、そこから2階まで、2階から途中の踊り場まで、、、、といった形で8工程に分割しました。

そうして、運び始めました。

 

最初不可能に見えた作業も、よし8分の1まできた。よし8分の2まできた。とすすめていくことなら、なんとかぎりぎりできていきました。

 

そうして、気づいたらなんも、あと工程が1つの階の半分になっていたのです。

 

 

あれっ、でもおかしいと。

 

 

8分の5までしか来ていないはずなのに、残り8分の1になっている。

 

ワープしたか?!それとも、引っ越しハイみたいなのになってて気づかなかったか?!

 

 

いずれも違いました。

 

もともと、6工程しかなかったのです。1階から4階ですからね。階と階の間は4-1で3つなわけで、それを2つに分けているから、3×2=6工程なわけですね。あほでした。

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かくしてなんとか無事に荷物を上げることにしました。

 

 

ここから、数学の勉強にも応用できる教訓が得られるなぁと思いました。

 

一つは、

数学を得意にしたい!というあまりにも壮大な目標だと不可能に思えるかもしれないのですが、それを、まず数1Aに絞ろう、さらにその中の、2次関数に絞ろうとなったらかなり現実的な目標としてとらえられるのではないかと思います。気合がある人なら、1~2週間くらいでも達成できる目標になるからです。万里の頂上作戦ですね。

 

もう一つは、

なんか多くあると勘違いしておくと、いざ実際にやってみたときに少なかったら、心にかなり余裕ができて、いろいろと前向きに取り組めたり余計に取り組めたりするということです。例えば、今日の数1Aの授業の予習は1ページ分です。普段は2ページ分の予習が求められているので、勘違いして、2ページやろうと思った人が、あれ、もう終わり?と思ったのではないでしょうか?それで終わりとすることもできますが、その使うはずだった時間を、今までの復習とか、さらにしっかりとして予習にあてるなどしたら、一段違う自分になれるのではないでしょうか?

 

 

それにしても。腰への負担がね。。。これは分割できなかったですね。。