箸シリーズ第2弾
5組の箸が箸立てにさかさまに入れられており、外からはどれとどれがペアであるか分からなくなっています …。
えへへへ …
箸シリーズ第2弾です。
今日は4本取ってみました。
すると、2本ずつがペアになっていたのです!
これは珍しい!
さて、そのようなことが起こる確率はどのぐらいでしょうか?
まず、4本同時に取るという作業についてですが、現実的に「同時」というのは不可能です。
同時に取ったつもりでも、横から写真判定してみれば、こっちの方が 1mm だけ先に進んでいるというようなことになるのです。
ですから、「同時に4本取る」イコール「4本連続して取る」です。
そうすると場合によっては、「1本取ってから、同時に3本取る」などとしても構わないことが分かります。
今、箸が
1、1、2、2、3、3、4、4、5、5
となっていたとしましょう。
1本目はどれを取っても同じなので、仮に1を取ったとしてもよく、このとき残り3本の取り方は 9C3 通りです。このうち2ペアができるのは
1、2、2
1、3、3
…
のように取った4通りですから、求める確率は
4/9C3=1/21
です。
つまり、3週間4本の箸を取り続けたとして、そのうち1回ぐらいしか2ペアができることはないということです。
う~ん、
なかなか珍しいことが起こったわけです。
よ~し、ではいよいよ今日から2017年の授業を開始します。
ん?
数学塾のブログらしい出だしだってか?