割り算は難しかった!

5進法で表された3桁の数を5進法で表された2桁の数で割ろうとして、大苦戦しました。

10進法と同じようにやればよいと思うかも知れません。

私も初めはそう思いました。

でも、10進法の場合は九九が頭の中に入っていて、だから商の見積もりが容易にできるので、割り算を実行できるのです。

それが5進法になると、その九九にあたる部分がないので、なかなか商が見積もれないのです。

いや~ぁ、こんな簡単そうな話の中に難しい内容が含まれているとは思いもしませんでした。

まあ、数学的には大したことはないのですが、普段、四則演算を暗算していることが算数を基礎に出来上がっているシステムであることを再認識させられました。

実戦的には10進法に直してから、5進法に直せばよいわけですが、直接やろうとした生徒がいて、別にそれでもいいよ、と言ってから、いざ実行してみると大変であることが分かり、楽しいひとときを持つことができました。