もし数学で苦戦しているなら
理系受験生でこの時期、合格ラインに到達しているのが理想的ですが、そうでなくても、理科を伸ばせば何とかなるという状況なら有望です。
理科は集中して取り組めば、短期間で劇的に向上するということがあるので。
ところが、数学が足を引っ張っているというのは結構苦しいです。
数学は時間がかかるのです。
しかし、最低ラインまで行くのは案外、時間がかからないこともあります。
それには、まず、入試で問われる知識と技術を完成させることです。
稲荷塾ではそのためのクラスとして演習1クラスがあります。
その中でも、その知識と技術を集約したポイント講義というものが7回あり、これを完璧にすれば、標準的な問題が解け始めます。
ですから、高2で演習1を仕上げるのが理想です。そうして受験勉強に臨めば、どんどんと伸びて行けるでしょう。
学年が若い場合はしっかり計画を立て、高2終了までに演習1をマスターできるようにしてほしいです。これができると、数学が伸びるだけではなく、理科を中心とした受験勉強ができるので、有利になります。
もし、もう既に受験学年になっていて、しかも数学で苦戦している場合は、とりあえず、この7回のポイント講義を2、3日で仕上げるべきです。
そうしたら何かが変わるかも知れません。