印字の美しさ

演習1の演習問題は偶数年用のものと奇数年用のものが2種類準備されていましたが、実質上3年分作る必要があり、そのもう1年分を作る作業を興心が担当しています。

かなり出来上がって来ていますが、TEXの打ち方、特にスペースのとり方とかの規格が私とは違い、それを統一するための作業を一昨日から始めました。

いや~ぁ、大変だったですねぇ。

まる3日かかって、ようやく完成しました。

こういうのは、やり始めるとどんどんと細かいことにこだわり始め、のめり込んでしまうのです。

たとえば、2分のルート2を出力しようと思うと、分子の真ん中に分母を印字しようとTEXが判断し、根号なんかも含めて1つの文字と見なされるので、結果として分母が左に片寄ります。

興心は読めればいいと考えるタイプですが、私はそういうのは美しくないと感じ、嫌です。

そういう意味で、稲荷塾のテキストとか演習問題は、普通のプロの印刷屋さんが作ったものよりずっと完成度が高く、美しいです。

まあ、みんなはそんなことには気付いていないとは思いますが …