奇跡の集中力を発揮せよ!
今日、ジムにトレーニングに行ったら、キングコングみたいな体の人がいました。思わず、どういう競技の人なのかを受付の方に聞きした。
そうしたら、体を鍛えることが趣味なだけで、特に何のスポーツもしていないとのことでした。
う~む、そういうこともあるんですねぇ …
さて、演習1、演習2、演習数ⅢCの各クラスで直前演習をしており、それらの採点に追われています。
その中で思うことがあったので、今日はそれについて書きます。
問題が難しくてできないのは仕方がありません。しかし、易しくても何だかんだと点を落としまくる生徒がいるのです。
集中力が足りないと言うか、ミスを連発するのです。
ぐっとレベルを上げてほしいと願う一方、もし、これがこれまでの取り組みの結果だったとしたら、急に改善することはないのかも知れません。
何度も書いて来ている通り、できなかった問題の解答を読んで納得したら、その解答を閉じて、そこに書いてあったことを自力で再現してみるべきです。そうすれば、読んでいたときには気付かないような細かいことに気付きます。そうして徐々に隙のない解答が書けるようになって行くのです。
ミスを連発する諸君の解答は、正直言って隙だらけです。
昨日の演習1の直前演習では100点が1人、98点が2人いました。かなりしっかりして来ています。
ところが、同じ京大の理系学部志望の子で30点台という子もいるのです。
京大では6問中5問が標準問題プラス程度で、1問だけが従来の京大レベルの問題という出題が2年続きました。
もう少し長い目で見ると、6問中4問が標準問題プラスで2問が従来の京大レベルの問題が基本スタイルになっています。
つまり、標準問題プラス、すなわち、標準問題よりほんの少し難しいという問題を全部正解したら、それで合格最低点を上回るようになっているのです。
要するに、京大レベルの問題がまるで解けなくても合格できるということです。
数学が苦手な諸君はこれを目指してほしいです。
上に「急に改善することはないのかも知れない」などと書いてしまいましたが、ここで奇跡の集中力を発揮してほしいと願っています。