中高一貫校の課題の対処法

昨日、中高一貫校と高校受験のある高校では課題が違うという話を書きました。

https://inarijuku.com/2024/01/16/33436/

今日はその続きです。

 

中高一貫校では、合格後に勉強へのモチベーションが下がることが課題でした。

これは避けようがありません。

しかし、下がったままにしておいて、定期テストの前だけ頑張るようになると、それは点を取るための勉強であって、理解を積み重ねるものではないので、すぐに消えてなくなってしまいます。

さらにそれを続けたまま高校数学に入ると、ちんぷんかんぷんになって、ますます勉強をする気がなくなります。

いい中学であればあるほど、そこに入ったというプライドと落ちこぼれているという劣等感が入り交じり、勉強以外のことにまで無気力になったりします。

こういう事態は避けたいのです。

まず、点を取るための近視眼的な勉強ではなく、長期的展望に立った「理解を積み上げる」勉強の習慣を身につけることが大切です。

理想を言えば、算数が中学数学になり、高校数学に発展して行くその内容を面白いと感じることができれば最高です。わくわくしながら、次を知りたいと思うのです。

そうして、学校の成績がある程度上位であれば、学校生活自体も楽しくなります。

 

稲荷塾中学数学のクラスは週1回1時間半の授業で、無理なく、「理解を積み上げる」勉強の習慣を身につけることを目指します。