伝えたいことは自分の言葉で!
Carmelia が明日、帰国します。コロナ前は年に2回ほど帰っていましたが、今回は久しぶりの帰国になります。
ということで、スマホの sim ロック解除が必要になり、通訳に駆り出されました。
しょっちゅう顔を合わせていても、時間をとって話すことは滅多になく、今日は久しぶりにいろいろと話せました。
まあ、私の英語も少しは成長しているんだと感じることができてよかったです。
さて、2023年度生募集のためのチラシの原案が出来上がってきました。
チラシ作成には毎年、力が入ります。
稲荷塾のチラシは白黒で、字がやたらと多いのが特徴で、これは、1995年にワープロでチラシを自作し、それを予備校のリソグラフで印刷したときからの伝統です。
初めは、お金がかけられないからそうしたのですが、今ではこれがいいと思っています。
普通はかわいい女の子の写真なんかを載せて、カラーのチラシにするのが当然のこととされています。でも、大手でもないのに、そういうイメージ戦略をしても意味がないのです。
そうではなく、「伝えたいことを自分の言葉で伝えなあかんで」というビジネスの師匠の教えを守っているのです。
ちなみに、そのビジネスの師匠というのは上田さんと言って、テニス仲間です。
稲荷塾の名前が「稲荷塾」になったのも上田さんの指示です。
当初は「Math Lecture」という名前でした …
何? ML? マルクスレーニン主義か? そんな横文字、何や分からへんやん。稲荷塾にしっ!
てな感じでしたねぇ。
話が逸れましたが、チラシ作成には情熱が湧き上がるのを感じます。
「伝えたいことは自分の言葉で」
これはとても大事なことだと思います。
このアドバイスをもらったときのチラシは、塾の特徴を卒業生に合格体験記の中で語ってもらうようにしていたのです。しかし、そうするとどうしても作られたものになりやすいし、必ずしもこちらの主張になっていないかも知れません。
ところが、「自分の言葉で」というのは案外難しいのです。そもそも、何を伝えたいのか、それを整理するところから始めなければなりません。
ということで、チラシ作成は、稲荷塾がどういう方向に向かって進んでいるのかを考え直す作業でもあるわけです。
もう少し、あれこれ考えてみたいと思います。