質問力をあげるには?
松谷です。
最近土曜日の自習室はなかなか盛況です。
春休みだからでしょうか。
皆さん勉強を一生懸命していて見ていてなかなか気持ちのいいものです。
前も言いましたが、僕はそんな人たちを爽やかだなと思うんですね。
さて、基本的に松谷もチューターとして、入っているのですが、いろいろな人がいます。
質問をする人、質問をしない人、鋭い質問をする人、どこを質問したらよいかわからず質問ができない人。
それぞれのスタイルがあるので、別に絶対質問をしなければならないとも思いません。
前の塾で、質問をすごくしてきてくれる子で、一生懸命何回も対応するのですが、どうにもなかなか身についていかない生徒もいました。
一方で、いつも質問するというわけではないけれど、たまにまとめて質問してきて、それを実力にうまく変えていく人もいました。
やはりある程度考えたうえで、質問をすることで意味が出てくると思います。
ほとんど何も考えずに解答を見てもなかなか内容をうまく身に着けられないけれど、少し考えてから解答を見るとポイントがより鮮明にわかって内容を身に着けやすいことと同じだと思います。
僕としては、中学数学以降(特に高校数学以降かな)なら、3~5分は考えてみて欲しいなと思います。(東大京大入試レベルの問題だと、思考時間は10~15分くらいまで伸びたりしますが。)
そして、考えるときは、手を動かすことをお勧めします。
ロダン?の「考える人」みたいなポーズをとって考えても数学の場合なかなかよい考えが出てこないと思います。
図を描いたり、式をいじったり、ちょっとした計算をしてみたり、そうすることで発想が刺激されるわけですね。
一方で、質問したい?けれど、どこを質問したらいいかわからなそうで、固まっている人もいます。
こういう人は、はできるだけこちらから声をかけるようにはしています。
ただ、質問をするのも力です。勇気をもって話しかけてくださいね。
最初に質問できたら、慣れてくると思いますので。
こちらも質問をしやすい雰囲気は出すようにはしますけれど(笑)
質問する力といえば、教える側も生徒によい質問をする力が求められていると思います。
生徒がわかっているのとわかっていないのの間くらいの内容を頻繁に質問することができると、生徒のレベルを上げていくことができるのだと思います。
皆さん(僕も含めて)、質問力をあげていきましょう!