京大の緩い学風は何のため?

昨日は梅田に行く用事があり、紀伊国屋書店に寄って来ました。

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「最短でマスターする数学」「最難関の数学」「最速最深 中学数学」ともにまずまずの売り上げのようです。

 

それから先日、興心が通信講座のホームページのブログにチューターの加藤君のことを書いていました。

https://inarijuku-online.com/blog/20231209-1768/

京大工学部の情報はこのところかなり高騰しており、そこに受かったことからだけでも分かりますが、彼はかなり優秀です。

京大は単位を取るという点に関して言えば、相当に緩い大学で、さぼろうと思えばいくらでもさぼることができます。実際、専門以外は適当に流している学生が多いと思います。

ところが、この緩さを利用して猛然と勉強する学生がごく一部いるのです。

加藤君はそういう希少種の1人です。

専門と直接には関係のない数学を、しかも単位を取るためでもなくどんどんと学び進めているのです。

そしてそれを楽しそうに語るので、あまりに話について行けないようでは申し訳ないと感じ、複素解析の入門書を買って勉強することにしました。

えっ?

私のレベルですか?

大昔にやったことを辛うじて覚えている程度です。内容は何も覚えていません。