断固たる決意といえば~マンガの功罪~
松谷です。
いやぁカーメリアかっこいいこと書いてますね。
できることをできないとしたらそれは決意が足りないだけだ。
くぅ。自分に言われているようで、ドキッとしませんか。
がんばろ。
さて、「断固たる決意」といえば、スラムダンクの主人公の桜木花道が思い浮かびますね。
高校バスケ界の絶対王者である山王に勝つために、覚悟を決めた、桜木花道のセリフですね。
その前に、決死のダイビングキャッチなどをしたせいで、もしかしたら、脊椎あたりに微妙に損傷があるかもしれないという状況のなかで、それすらも関係ないという感じで、安西先生に向かってだかいったセリフですね。(彼の判断がよいかどうかはこの際おいておきます)
昔は、スラムダンクの話をすれば、日本中どの学生とも心が通じたものです。
しかし、今の生徒さんにはほとんど通じないのが実情です。。。
バスケットボール部すら通じないことがあってとても悲しいわけですね。
さて、マンガの功罪について少し語ってみたいと思います。
まぁはっきり言って、僕は漫画は死ぬほど好きでした。高校卒業までも死ぬほど読んでましたし、今でもちょこちょこ読んでいます。読んでいる数からいうと少なくとも年間200~500冊は読んでいたと思います。1日で14時間くらい立ち読みしていることもありましたし、学校でも授業を聞かないで1日中マンガを読んでいることもありました。(机の下に隠しながらばれていないと思っていたわけですね。。)
じゃあ、マンガを読んでいていい点ってなんだったんでしょうか?
まず、一つは、意外にいろいろな知識を知れるということだと思います。世の中の常識や流行りなど、ちょっと難しいことまでいろいろと知れた気がします。
また、感性?がある程度磨かれるのではないでしょうか?マンガでの感動は、映画や、小説などに対する感動に勝るとも劣らないものだと思います。小説よりは、絵がある分、重層的な感動であるとも言えますし、映画よりは音や動きがない分想像力が膨らませられるともいえます。
では、悪いところはあったのでしょうか?
僕には、正直よくわかりませんが、読解力がそんなに身につかないと言われていると思います。つまり、マンガだけ読んでいても細かい読解力が身につかない可能性があるということです。
マンガではどうしても、絵の補助が強いので、文章の意味を深く考えるということをしなくても、なんとなく想像できてしまうのです。もちろん、それが読者のハードルを下げているという側面もあるので、ある意味、すごくよいとも言えます。
しかし、もし、マンガのみで読解力を磨こうと思う人がいたとしたら、ちょっと難しいといえるとは思います。少なくとも活字だけの媒体よりは。
ただ、結構難しいセリフや設定、情景描写や心理描写があるマンガなんかもあって、そういうものに対しても、適当に流すのでなく、どういう意味だろうとしっかり考えていくということをすれば、十分に読解力の醸成にはなるのかなとは思います。
あとは、マンガばっかり読んで、他の時間を圧迫しまくっているケースはだめですね。
どんなときも、やらなければいけないことってあると思うんですね。それを、ないがしろにせざるをえないほど、読むってのはだめだと思いますね。
ただ、自分が面白いマンガがそんなに見つかるのかは疑問です。もし仮に、年間300冊程度(異様に多い方です)読んだとしても、たぶん100時間ちょっと程度です。そんなくらいの時間では、生活を圧迫しないんじゃないですかねぇ。そして、もし圧倒的にそれを超えるくらいマンガを読むって場合は、ある意味いろんなことにものすごい好奇心があるケースであり、かなり何がしかの才能がある可能性があります!何かその才能をうまく生かして欲しいなと思います。
あと、それ以外に悪いところとかはあんまり思いつきません。もちろん、有害とされるマンガもありますが、そんなの選ばなければいいだけです。そんなこと言ったら、活字だけの本にも有害なやつはありますからね。
ということで、マンガはそんなに悪くないんじゃないの?
結構オススメの娯楽じゃないかな?
っというのが僕の意見です。(責任はとりかねますが。。。)
ということで、僕のおすすめは、キングダムというマンガです。
中国の春秋戦国時代のことを描いた作品で、実話をもとに話しを多少アレンジして構成している感じです。
僕はこの漫画を紹介した人で、これはつまらないという人にあったことがありません。特に、37巻くらいまで読めば、本当に感動と興奮で打ち震えるんではないかと思います。妻もそうでした。
歴史の勉強にもなりますし、息抜きにもなりますしね。
まぁ、でももちろんマンガを読まないというのも一つの選択肢なわけです。
それが悪いわけでもなんでもありません。
みなさんのよい娯楽を見つけて欲しいなと思います。
あっ、そうそう。本当の算数数学好きにとっては、算数数学は最高の娯楽みたいですよ!
ぼくはその域には至っていませんが。。もちろん好きですし、面白いとは思いますけどね。