演習3について
京大への合格実績を見る限り、堀川は洛星と並んだ、あるいは追い越したと言うことができます。
しかし、京大の医学部に話を絞ると、洛星の方がまだずっと上であるということができます。
これはなぜでしょうか?
京大の医学部の場合、冠模試、すなわち京大志望の生徒のみが受験する模試で全科目偏差値70をそろえたとしてもA判定にはなりません。要するに、全科目でかなり高い完成度に至らない限り合格できないということです。
そうすると、堀川のように高校生になってから高校数学を学び始めるようなペースでは、そのレベルに至るのが難しいのです。
もちろん、堀川からも京大の医学部に合格する生徒はいないわけではありませんが、それは例外です。例外的に頭がいいか、学校以外で準備したかのいずれかです。普通にやっていては間に合いません。
今、稲荷塾では、そういうレベルの生徒が無理なく勉強して京大の医学部、あるいは東大理Ⅲに合格できるようなコースを作ろうとしています。
その最終クラスは演習3と言い、個別で行います。
現在、その演習問題の選定と解答の作成を進めており、2025年春開講の予定です。
開講までに1年半ほどあるので、時間的な余裕を作っては少しずつ作業を進めているところです。