英単語の必殺の覚え方

京大の英語って、私が受けたころのものより難しくなっているのかも知れません。

このごろは小学生で英検の2級を取ったなどと言っても、まるで珍しくありません。つまり、標準レベル自体が随分上がって来ているので、京大の英語の難易度が上がったとしても不思議ではない …

これは興心(稲荷塾二代目)の意見です。

どうもそれが正しいような気がします。

というのは、昨日、久し振りに京大の英語の長文を読んでみたのです。

当然、すらすら読めると思っていました。

しかし事実はそうではありませんでした。使われている単語が難しく、ちょっと面食らいました。

ということで、京大の英語は対策しやすい、最低ラインであれば誰でも簡単に到達できる、などと言って来ましたが、もう少し深刻に受け止めないと、英語で大負けする恐れがあります。

 

実は京大オープンの結果が返って来ていて、英語の偏差値が29という子がいたのです。

まあ、京大を受けるつもりの子は基本的に英語はそこそこできるもので、大体、150点中75点ぐらいは取るのが当たり前とされています。

もちろん英語が弱いやつ、たとえば興心とかだと60点ぐらいしか取れず、その分を理科とかでカバーする形で受かろうとするのです。

ですが、偏差値29って、要するにそれはほとんど点がないことを意味し、それではいくら数学や理科が強くても挽回が難しいのです。

ということで、昨日の授業後、その子を残して英語の単語の覚え方をレクチャーしました。

その前に、過去問の1文、2行の短いものを読ませてみたのですが、笑うしかないような状態でした。たったそれだけの中に彼が知らなかった単語は5つ。当然ながら、とんでもない誤訳が飛び出しました。これだと、知らない単語が出て来たら、前後の流れの中で意味を推測して読むなんてことはできるはずがありません。

かくして、英語はほとんど0点、となるのです。

幸い、まだ入試までに4カ月ぐらいあります。もし、1日に50個単語を覚えて、それを忘れなかったら、今のボキャブラリーに6000語ぐらいを加えることになり、それなら勝負できるはずです。

えっ、そんな方法はあるのかってか?

あります。

ちょっと努力が必要ですが、この方法で単語を覚えると、かなりの定着率で単語を覚えて行くことができます。

今は趣味で英語を勉強している立場なので、そこまで必死でボキャブラリーを増やしには行っていませんが、かつて私自身も実行した実績のある方法です。

反響があるようなら具体的に書きますが、今日はもう長くなったので、このぐらいにしておきます。