生徒募集part3
京大・東大理系受験において理科の出来が最も重要な鍵になります。
たとえば、京大工学部に現役で合格する生徒の多くは理科で5割台の得点をしているのに対して浪人生は基本的に7割以上の得点をします。
理科は時間をかければ、それに比例して点が伸びる科目だと言えます。
では、どのように理科に取り組めば浪人生に負けないぐらいの実力になるのでしょうか。
まず、そのことについて確認します。
これは、当ブログでも何度か取り上げたテーマですが、前提条件は夏休みが終わるまでに重要問題集を2巡するということです。かなり忙しいです。
これをクリアすると、9月から1人模試を始めます。
京大なら180分、東大なら150分測って、理科2科目の入試問題を解きます。過去問でもいいですし、オープンと実戦の過去問を収録した問題集があるので、それもお勧めです。
ただ、それだけの時間を測って1人模試をするとなると、日曜日以外は無理です。ですから、日曜日ごとに1人模試をして、そこで見つけた弱点を次の1人模試までに潰しに行きます。
9月から始めて、もし、毎週1人模試を実行できたとすれば、本番までに30回ほどの1人模試をすることになりますが、実際は11月には重要な模試が重なり、日曜日が使えなかったり、共通テスト直前は理科の1人模試をしている気分になれなかったりするので、20回を目標に実行してほしいです。
正直言って、10回すれば効果があります。しかし、確実に7割以上の得点をしようと思えば20回です。
もう一つ、9月から始めるべきである理由があります。
冠模試は8月と11月にありますが、8月の段階では浪人生と現役生で理科に力の差があり、なかなかいい判定を取るのが難しいです。
でも、11月ではいい判定がほしいのです。つまり、模試の結果は12月の後半に返って来るので、その心理的影響が大きいのです。仮にC判定やD判定であったとしても、8月と比べて理科の点数が大きく伸びていれば、希望を持つことができます。
ところが、ここに問題があります。
もし、数学に不安があったら、この理科の必勝計画を実行するのが難しくなるのです。
京大・東大の数学を攻略するためには2段階の演習が必要になります。
まず、使うべき知識と技術を完成させる演習、これを稲荷塾では演習1と呼んでいます。
次に、京大・東大特有の問題が解けるようにするための演習:演習2です。
目標を明確にするために、これら2つの演習は2段階に分けて行うのがいいのですが、現実的には同時進行でこなさないといけない生徒も多いことだろうと思います。
そこで、今回の夏季集中授業の企画になったわけです。
入試で問われる知識と技術を整理するために、演習1では7回のポイント講義とそれを確認するための9回の演習を行っていますが、これを夏の間に一気にやってしまって、演習2レベルについて行けるようにするのです。
京大・東大理系志望の高3生(浪人生)が対象です。
夏季集中授業のお申し込みはこちらからお願いします。