画期的方法の提案

7月22日のブログで、学校の授業が週に270分、稲荷塾が90分、そして進度は稲荷塾が2倍、時間が3分の1で2倍進めば6倍の効率だと書きました。

これは、嘘が混じっていました。

稲荷塾は反転授業なので、学校の授業に対応する部分は家庭学習の180分です。ですから、時間が3分の2で2倍進むので3倍の効率、が正解です。

いずれにしても劇的な効率改善であることには変わりはありません。

それから、学校の宿題を家ですることに対応するのが稲荷塾の授業90分です。両者の効率は比較することができないぐらい稲荷塾の方がいいです。

 

ということで、画期的方法を提案したいと思います。

  • 学校の授業270分のうち180分を本を読んで新しい単元を学ぶことに使う。講師は監督し、生徒が詰まれば質問対応する。
  • 残り90分を稲荷塾方式の授業に充てる。すなわち、小テストをして理解が甘くなりそうなところを指摘し、その後演習をする。

こうすれば、宿題なしで2倍進み、しかも成績は上がります。

中高一貫校の場合、1年以上早く高校数学に入ることができるので、2倍進むことに対する意義はそんなに大きくないかも知れません。しかし、2倍進めるということは、余裕があるということなので、演習を充実させることに使うこともできます。

この方法が特に意味を持つのは高校受験のある高校です。

もし、指導要領通りに数ⅠA、数ⅡB、数ⅢCのそれぞれに1年かけてしまったら、高校課程修了後の演習期間を確保することはできず、京大・東大にはまず受かりません。

ですから、進学校と呼ばれる高校は数ⅠA、数ⅡB、数ⅢCを学ぶ期間を少しずつ縮めて、高校課程の修了時期を早めようとしています。稲荷塾に通える範囲で見ると北野と堀川が最も早く、高3の夏休み前に高校課程が終了するようにしています。すると、高校課程終了後の演習期間は半年です。

演習期間がないよりましですが、これは明らかに短いです。

このやり方で一番問題なのは、高3になってから数ⅢCを学ぶことです。数ⅢCは覚えるべきことが多く、かなり時間を取られます。これを高3になってからしなければならないということがどれほどに不利であるか!

ですから、高校受験のある高校の生徒の一般的傾向として、理科の勉強が遅れます。

京大・東大の理系受験において、理科で点が取れるかどうかが合否を占う上で最も重要な鍵になっているのに、そこにかける時間が不足するのです。

かくして京大医学部、東大理Ⅲに限ると、合格者数の上位校は私立の中高一貫校が独占することになるのです。

ところが、上記方法により高校課程が1年半で修了、すなわち高2の中ほどに数ⅢCまで終わってしまったとしましょう。状況はまるで変わると思います。

しかも、無理をせずにです。

補習をしたり、たくさんの宿題を出すのではなく、通常授業を普通にやるだけで、この劇的変化が起こるのです。

 

このブログを高校の数学の先生が読んでいてくれたらいいのですが …