勉強ができるかどうかは意識の問題

今日は演習1のクラスがあります。

演習1では1年を2つに分け、前半で数ⅡBの基本技術を身につけます。基本的に1分野につき3回の授業があり、その1回目はポイント講義です。2回目でポイント講義で説明したことが身についているかを確認する演習をして、3回目は易しめの入試問題でトレーニングします。

1年を2つに分けた後半では整数、不等式の証明等の数ⅠA分野を少し加えて、やはり数ⅡBを中心に演習をします。ここでは標準的な入試問題の演習をすることになります。

1年を通しての目標は阪大の理系ぐらいのレベルの問題がすらすら解けるようになることです。

ここで重要なのでは、学んだことを定着させるということです。

そのためには「分かった」で終わらせてはいけません。

「分かった」と思ったら、次に問われたときに「できる」のだろうかと、自分の理解をチェックしてみる必要があり、とりわけ、できなかった問題については解答を目で追って分かったという理解が危ないことを知るべきです。

前回の演習1で微分・積分のポイント講義をしたので、今日は微分についてポイント講義で説明したことの確認をします。

当然ながら、反射的に正解が出て来なければなりません。

しかし、実際は毎回、取り組みの甘い生徒が出て来ます。

このクラスは1人高1の子が混じっていますが、高2と高3のクラスなので、もっと必死さが必要だと感じています。

なぜって、一番できるのがその高1の子だからです。

結局、勉強ができるようになるかどうかは、頭の良し悪しが一部で、大半はできるようになろうとする意識があるかないかにかかっていると思います。