数学は時間がかかる

昨日、テキスト製本のためのコピーに時間が取られ過ぎるとぼやいていました。

それで今日、残りの分をやってしまうことにしました。

何と5時間半。

これをやりながら他の仕事は無理ですねぇ。来てよかったです。

 

さて、あと2週間で二次試験です。

直前演習をしていてもどかしいのは、数学の点数はすぐには伸びないということです。

生徒諸君には、これまでやって来た演習問題のうち、できなかったものをやり直すようにと言っています。それはすごい量なので、相当の覚悟を決めて必死で取り組まないといけません。

もちろん、それが最も最短で力を付ける方法だということですが、それはあくまで技術を磨くということなので、数学的思考力自体を深めるにはやっぱり時間がかかるのです。そして、その根本的な部分が京大・東大の問題においてはすごく重要なので、頑張りが点数に反映するのは簡単なことではないのです。

頑張ってほしいです。

 

それと同時に、このことを理解した上で、高2以下の諸君にはしっかりとした計画の上で地道な取り組みをしてほしいと願わざるを得ません。

数学が形になればなるほど理科に時間を投入しやすくなるので、ますます有利になりますし、逆に数学が後手に回るとまずいのです。