カリキュラムの概要

今日は演習1のクラスでテストをしています。

来週の月曜日、火曜日も数ⅠA、数ⅡBクラスで単元テストをします。

もう上半期の最終段階に来たということです。

 

数ⅠA、数ⅡB、数Ⅲクラスのほとんどの諸君は9月からのクラスが確定していますが、数人については最後の単元テストの成績によって次に進めるかどうかが決まります。

進めるかどうかの基準は3回の単元テストの平均点が50点以上かどうかです。

中には、これまで2回の単元テストの合計点が150点を越え、3回目が0点でも平均点が50点に達するということで次に進むことが確定している諸君もいます。

2回の合計が150点は越えていないけれども、小テストの成績から判断して、3回の平均が50点を越えるだろうと予想される諸君も当確です。

逆に2回の合計が50点未満であれば、3回目が100点でも平均点は50点を越えません。

平均点が50点を越えそうだけれども、まだ中2だということで、もう一度数ⅠAのクラスに留まって基礎を固めることにした子もいます。

これらの中間的状況にいる場合、3回目の単元テストの成績次第ということになります。

 

入試の中心は数ⅡBなので、ここをいい加減にすることはできず、多くの諸君は数ⅡBを2回で通過、つまり1年かけて学ぶことになります。

数ⅠAはまちまちです。

高1生は半年で数ⅠAを学ばないと後が苦しくなります。中2生は余裕があるので、基本的に1年かけて学びます。中3生は半年で学ぶか、1年かけて学ぶか、半々でしょうか。

数ⅠAは数ⅡBの基礎部分にあたるのと、数ⅠAを学ぶ中で勉強の仕方を確立させるという意味合いがあります。

ですから、数ⅠAには1年かけたけれども数ⅡBは半年で通過できたという諸君もいます。

理想は高1が終了するまでに数Ⅲまでを学び切って、高2と高3の2年間で演習をすることです。

しかし、数ⅡBまでが修了していれば演習に入ることができるので、高1が終わるまでに数ⅡBまでを学び終わっているのでも2年間演習することができます。

高校受験をして高1になってから高校数学を学び始める諸君は基本的にこの方法を採用します。

数Ⅲは一般関数の微分積分の話がメインになるので、数ⅡBがしっかりしていればすんなりと進み、数ⅡBの技術があやふやだとなかなか入って行かないという特徴があります。ですから、高1が終わった段階で数ⅡBまでしか終わっていない場合は数Ⅲを後回しにして、先に数ⅡBを演習するのが効果的です。そうして半年演習をして、数ⅡBが固まってきたら、高2の後半で数Ⅲを学びます。もし、そのときに余裕があれば、数ⅡBの演習を継続しながら数Ⅲを学ぶとより効果的です。