量か質か
西田師匠の練習会に行って来ました。
亀井さんに 2-4、ともやんパパに 4-0、師匠に 3-4、福井さんに 4-3
2勝2敗でした。
師匠とやると、自分の技術不足を痛感させられます。師匠の場合、相手がいい球を打って来ても簡単には甘くならないのです。逆に、相手が甘い球を打ってきて自分がチャンスになったときの決定率は非常に高いです。
大分強くなったと思っていましたが、まだかなり差があります。
だから今日も勝てませんでした。
まあ、今年中に追い付くという目標で行こうと思います。
さて、高校受験をした高1生の悩み相談を受けました。
受験勉強をしていたときは塾があれをしてこれをしてとやるべきことを決めてくれるので、それに従って量をこなしていれば実力がついたけれども、今はどこから手を付けてよいかが分からず、勉強量も減ってしまったというものです。
これは中学受験をした中学生にも当てはまります。
要するに自己管理です。
自分でやるべきことを決めて、それを実行するという能力を高める必要があります。
それと、量か質かという課題もあります。
中学受験や高校受験では学ぶべきことが薄いので、量をこなせばできるようになるかも知れません。
しかし、そういうやり方は大学受験では通用しません。
似たような問題をたくさん解くことで、次第に理解が深まっていくということは事実ですが、大学受験の数学でそれをやろうとすると、範囲が膨大過ぎて、とてつもなく時間がかかってしまうのです。
ですから、一つ一つの技術を深く理解するということが大切です。
新しいことを学んだなら、その説明を閉じて、その説明内容を再現してみるべきです。
そうすれば、驚くほどに多くの学びがあるはずです。目で説明を追っているだけでは到底気付かないようなことまで考えるようになります。
こうして基礎を作れば、高3になってからの受験勉強が非常にスムーズで、どんどんと積み上げることができるようになるのです。