稲荷塾11年の軌跡
自宅の1室が塾だったのを脱し、今の建物が2011年に建ったので、それから11年の歳月が過ぎたことになります。
すると、ジュースをこぼすこともあるし、トナーが散らばったり、ホワイトボードマーカーを落とすこともあります。それに、2階教室ではホワイトボードの前にカバーマットを敷いて汚れを抑えようとしていたわけですが、カバーマットが動かないようにフロアーと両面テープで止めていました。その両面テープがごみを集めたのか、真っ黒なシミが床に付くようになりました。
それで今回、床のマットを1枚1枚はがして、それを洗って置き直すという作業をしました。
ん?
返って目立つってか? それに右側のシミは抜け切っていないですねぇ。
結構、頑張ってごしごしとやったのですが …
まあ、思い付きでやっているので、洗剤の選び方とかが悪かった可能性があります。というか、普通の石鹸で洗ったので …
ところで、この11年で塾は成長したのでしょうか?
2014年1月に「頭のいい子には中学受験をさせるな」が出ました。2015年春には Carmelia が来日し、A会話が始まりました。同じ2015年7月に「稲荷の独習数学」が出版されました。そして2016年から反転授業を模索し始め、ほぼシステムが完成したのが2020年ごろ。そうして、2021年からオンライン講座を開講しました。
2022年、今年からは2時間の授業を1時間半にしました。
これが本当によかった。
授業のメニューは小テスト、演習問題Aによる演習、演習問題Bによる演習ですが、演習問題Aが到達目標です。演習問題Bは時間内に演習問題Aができてしまった生徒のためのプラスαの問題です。
それで、できる生徒は時間を短縮して1時間半にしてもやはり演習問題Bまでできてしまいます。昨日などは、さらにその次の問題を渡さないといけないぐらいでした。
一方、苦戦組はいくら時間があっても足りません。たとえば、小テストの直しなどは独習数学やテキストの解答を調べることで、自力でこなしてほしいのですが、調べ方が下手だったり、基礎事項の理解が浅いと、これが上手くいかないのです。
だったら、15分で時間を切って、解答解説を渡してしまう方が効率的です。
もちろん、それで「できる」ようになるわけではありませんが、だらだらと時間が過ぎるよりよっぽどましですし、意識次第ではその後浮上することもあります。それに、授業時間内に目標に到達できなかった場合は授業の前後にチューターのいる2階の自習室でそれをこなすという方法も定着してきました。
結局、授業時間を1時間半にすることで授業のリズムがよくなり、サービスの質も下がりませんでした。というより、平日にチューターのいる自習室を作ったことで、サービスの質は上がったと言えます。
今、取り組んでいるのは出版関連です。
まず「稲荷の独習数学」の改訂。データの分析、統計的な推測を加え、全体的に説明を一新しましす。
次に「演習の第二段階」。京大・東大の問題が自力で解けるようになるための本です。
そして「独習中学数学」。1年で中学数学すべてを学び終えるための本です。
これらを今年の夏から秋にかけて出版する予定です。
う~む。
頑張っていると言えるのではないでしょうか …