数学では時間配分が重要

いよいよ明日、明後日が二次試験です。

みんなは力を発揮できるだろうか …

 

理論的には、京大数学では1問に25分かけることができます。6問を150分で解くので。

しかし、1番に25分、2番にも25分、… と進めていくと、最後の方で時間が詰まって来て、解けるはずの問題が解けなかったというようなことが起こりやすくなります。

そうではなく、1問を15分で解くようにすることが大事です。

それは、解ける問題は15分で解けるということが一つ。

もう一つは、そうして6問を解くと90分を使ったことになるので、あと60分余ります。その60分を完答出来そうな問題にぶつけるのです。

 

これは、苦い経験を通して悟った方法です。

私が受験したとき、1番が解けそうなのに計算が上手くいかず、あれこれとこね回しているうちに1時間が経っていました。そこで、これをあきらめて、焦る気持ちで2番に取り掛かりました。ところが、これが恐ろしく難しい整数問題だったのです。

この2番をあきらめたとき、頭は完全に熱くなり、正常な精神状態ではありませんでした。

3番は直観的に簡単な問題だと分かるのに解けません。このまま6番まで見ましたが、まるで手が付かず、気が付いたら75分使って1問も解けていませんでした。

負けたと思いました。そして言い訳を探し始めました。

すごく苦しい時間帯でした。

そのとき、突然2番の整数問題の方針が見えたのです。

「これは難しいなぁ、ほとんどの受験生は解けないだろうなぁ …」などと考えているうちに冷静さを取り戻し、頭が冴え始めてきました。

結局、2番から6番までを完答し、1番に戻ってみると、あれほど苦労した計算が一瞬で解決しました。あと1行書けば満点というところで時間切れになってしまいましたが、数学で圧勝することができました。この年は数学が難しく、合格者でさえ5割の得点ができていない諸君が多かったのです。

 

勝ちはしましたが、数学0点で敗北していた可能性も十分にありました。

ですから、「まず、15分ずつで全体を見る。そして残り60分を完答できる問題に注ぐ」とするのが良いのです。

 

初日の数学が大きな山だと思います。

みんなが頑張ってくれることを祈っています。