最後の最後まで諦めんなよ!

松谷です。

最後の挨拶を書きましたが、明日受験なので、一言だけ。

僕は、いつも受験生には、あきらめるな。って言っています。

バカの一つ覚えみたいですね。根性論丸出しの人ですね。

でももう稲荷塾の皆さんはここまで本当に積み重ねて来たと思います。

だからあとは普段通りそれを本番にぶつけるだけでいいんです。

それだけなんですが、それでも本番には何かが起こるかもしれません。

何かの教科でミスすることはあるでしょう。

何かの教科が難しくてあまりできないかもしれません。

1日目がもしかしたら上手く行かない人もいるかもしれません。

でも、それはほかのほとんどすべての受験生がそうです。

であれば、何が違いになるのか。それは最後の最後まで自ら土俵を割ることなく、多少何かが起こってもそんなことでは気持ちを折らずに前を向いて最後の教科の最後の1分までやれた人が勝つんだと思います。

稲荷塾の生徒はそこで最後に踏ん張る力を蓄えられていると確信しています。

だから、最後の最後まで諦めんなよ!

心の底から応援しています。がんばれ!

 

ときちゃんがtwitterに引用してくれていて思い出したので、最後の最後まであきらめないことの効用についてひとつだけ例を。

 

ここでひとつ僕の経験談を。確か、東大の入試の英語の問題でした。そのとき、東大では、初めて英文の段落を正しく並び替える、段落整序という問題がでました。

僕は最後に回したその問題に、15分くらいかけてました。文章の途中の5つくらいの段落を並び替えるのですが、なんとなくわかるのですが、どうにもしっくりきません。でも諦めずあーでもないこーでもないと考え続けました。

そうすると、1分くらい前に、稲妻のように、この並びしかない!というのが見えました。ぼくは、正解を確信した喜びと残り数十秒以内に正しい答えを書ききらないといけないという恐怖の両方の感情でガタガタと震える右手を左手で押さえながら、すべての並びを消して書き換えました。結局これは正解で、恐らく10点を得たのですが、要は1分前までは、0点だっ たのが、最後の粘りで10点になったわけです。

 

諦めないということ。

稲荷塾に来たばかりの5年前の記事からの引用ですね。それも何かの縁ですね。