すべり止めを受けるべきか否か
松谷です。
すべり止めを受けるべきか否か。
一般的には、中学受験では3~5校くらいの学校は最低受けるような気がします。
高校受験は、浪人という選択肢がほぼない中で、私立を併願的に押さえて公立に挑むというのが基本のスタイルになるでしょうか。
大学受験では、志望大学のいろんな学部を受けたり、志望学部のいろんな大学を受けたり、チャレンジ校(早稲田)、適正校(明治大)、すべり止め校(法政大、日本大)みたいな感じで、いくつか併願するのが普通だと思います。
特に、昨今現役で進学する志向が強くなっている中では、センター利用も含めて、5,6個出願するのは割と普通の選択肢だと思います。実際以前勤めていた塾でもそうしてました。
一方で、自分はどうだったかというと、
前期東大、後期東大だけでした。(その頃は後期がありました)
これはすべり止めを受けなかったとも言えますし、後期がある意味すべり止めの役割を少し担っているとも言えます。
でも一般的には危険な感じがしますよね。
ただ、第一志望に受かる確率だけを考えたらこの方が高くなります。だって、直前のめちゃくちゃ伸びる時期の2週間くらいを他大の受験や他大の対策に追われなくて済むのでね。
でも、やはり浪人の可能性がわずかにちらつきますから、浪人したらそれはそれで受け入れるという覚悟がいるのかもしれません。
ということで、当時はなかったのですが、今の生徒からすればセンター利用をうまく利用するというのが最大の防衛策になるのかもしれませんね。
そんなことを思っていたのですが、去年も今年もこんな生徒がいました。
生徒「京大しか受けません。」
松谷「おう。頑張れ。」
そんな感じですね。
覚悟が決まっている生徒は絶対伸びるはずです。まだまだ伸びまくって欲しいです。
とはいえ浪人の人はすべり止めを受けるのが普通ですが。