二次関数を超えられれば多分大丈夫

松谷です。

二次関数は高校数学のなかで、最重要分野のような気がします。

三角関数や指数対数などが二次関数の問題に落とし込まれがちだからだけでなく、基本的に高校数学の数式や文字の扱いが二次関数のところでだいたい出てくるからですね。

関数とは何か、最大最小の扱い、グラフを書くための平行移動平方完成、複数の文字を扱うときの変数定数の意識、自分で場合分けのポイントを見つけて行う場合わけ、必要十分条件、方程式不等式をグラフを用いて考える、方程式不等式の数式的な処理、「すべての」と「ある」の処理、存在条件からとりうる値の範囲を考えたりする写像の考え方と繋がる解の配置問題、判別式と実数解の個数とグラフの共有点の個数、解と係数の関係など本当に基礎がほぼ全部出てくる感じです。

 

それをまあ、それなりに苦労しながらもごまかしなくしっかり考えて突破できたなら、まあ、高校数学なんとかなるんじゃないですかね。絶対ではないですけど、多分なんとかなる気がします。

逆に、二次関数を曖昧にしか理解してない人で、高校数学がある程度のレベルに達した人は見たことがありません。というか多分いません。だって使いますからね。そこでの考え方をめちゃくちゃね。

 

それだけ大事だから頑張れよと言っておきました。

2回目でもそこの理解に苦戦している人もいましたし、それは現実問題苦しい状況だとは思いますが、なんとか乗り越えて欲しいです。