オーダーメイドのカリキュラムを組もう

この時期に高校受験をした高1の生徒が入塾して来る場合、数2Bのクラスに入ることになります。

数2Bの各分野は独立しており、たとえば三角関数が分かっていなくても数列を学ぶことができるようになっています。

ですから、数2Bで未習のところがあっても大丈夫で、どこか区切りのよいところから授業に参加することができます。

ですが、数1Aの基礎がないと、数2Bの内容を飲み込むのにいちいち苦労するので、数1Aを終わらせておくことは重要になります。

ところで、高校受験をした高1生で、数1Aが終了していることはまずありません。

それで結局、数1Aの全範囲を特訓しつつ、数2Bに入る準備をすることになります。

まあ、ちょっとしたハードワークになりますが、ここで、数2Bに入れなかった場合は状況がどんどんと悪くなるので、仕方がないと言えます。

ここのところ立て続けにそういう生徒が入塾してきたので、方法論を書きました。

見たところ、彼らは楽しそうにやっているので、いいと思います。

もし、しんどいと思うようならやめた方がいいです。

これは、あくまで学校の勉強に余裕があり、もっと刺激的に学んでみたいと考える生徒向けのやり方です。