京大理系合格のための保険
キリマンジャロのふもとの平原に住んでいる象たちは乾季になるといなくなるそうです。
一体どこへ行ったのでしょうか?
今日、ジムに行ったら、ジムにある4つのテレビのうちの一つが上のような番組を放映していました。
大概は4つのテレビは何らかの音楽を流していたり、大リーグの試合を放送しているのですが、ときどきこういう変わった企画を見せてくれることもあります。
何となく気になって、ちらちらと見ながらトレーニングしていたのですが、象たちはキリマンジャロを登っていたのです!
番組では結構大人数の探索隊が象の足跡を追い掛けていました。そして見つけるのですが、何と象たちは500mも登っていたようです。
乾季になって食物が減る中、キリマンジャロの中腹には雨が降り、象が食べる草と水が残っていたのです。
いや~ぁ、面白かったですねぇ …
さて、稲荷塾は数学専門塾であり、数学で圧倒して合格を決めてほしいのですが、実際に数学で高得点したから受かったというケースはそんなに多くありません。
むしろ、数学で点数を大幅に稼ぐはずの力を持っている子でも、本番は何かとトラブルが生じやすく、大して点が取れなかったというケースも多いのです。
そこで、稲荷塾では「理科を保険にすべし」を基本方針にしています。
そして、これは簡単です。
今日はその方法を書きます。
まず、大前提は高3の夏休みが終了する前に「重要問題集」を理科2科目とも2巡するということです。
そして標準的な入試問題が解けるようになったら、9月からは週1で「一人模試」実施します。
京大だと180分で2科目を解くのですが、どちらから解くのか、どういう時間配分にするのかで得点が大きく変わってきます。一人模試をする中で、自分に合った方法を見つけるのが第一の目標です。
次に、この一人模試を通じて自分の弱点を見つけます。その分野を理解していたとしても、解くのに時間がかかればそれは弱点です。
弱点を見つけたら次の一人模試までの間にそれをつぶしに行きます。使う問題集は重要問題集より一歩進んだものがいいです。化学なら「化学Ⅰ・Ⅱの新演習」がいいでしょうし、物理は「難問題の解き方とその系統」か「名門の森」がお勧めです。
一人模試ごとに点数を出して、その推移を追いかけるとなお効果的です。
予備校等の講座をとって、何らかのヒントをもらうと楽に伸びて行けると思います。実際、そのようにしている生徒も多いです。
しかし、どこにも行かず、自力でできるようになった諸君も多いです。
高3生はいよいよ夏休み明けから一人模試を始めることになります。それまでに「重要問題集2巡」が終わっていたら、これから点数がぐんぐん伸びるでしょう!
高2生以下は「高3の夏休み終了までに重要問題集2巡」が間に合うように計画を立て、地道に準備を進めてほしいです。